[ミラノ] 今週末のセリエA全試合のスタジアムでは、骨髄移植ドナーの募集に向けた横断幕がかざされ、レフェリー団も同じメッセージが描かれたシャツでピッチに上がる。
9月28日にイタリア、フランス、スペインで各国骨髄バンクの登録ドナーを増やすことを目標としたキャンペーンが実施される予定となっており、これに先駆けてレーガ・セリエAは21日と22日のゲームでの協力を申し出た。すべてのサッカーファン、特に18〜35歳の人に骨髄移植の重要性を認識させることが狙いで、これによってイタリア骨髄バンク“IBMDR”の登録ドナーの増加が願望される。
1989年に発足したイタリア骨髄バンク“IBMDR”は現在34万人のドナーを誇るが、こういったキャンペーンの効果もあって短期間で4000件の新規登録を目指している。また、数年間で登録ドナー50万人という数字を達成するのが大きなゴールである。
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