マッザーリ:「私が指導するチームは一致団結が不可欠」

「守備面を重視すると同時に相手を苦しませるようにして、95分間気合いを込めてベストを尽くすこと」

[ミラノ] ヴァルテル・マッザーリ監督はインテル対ユヴェントス前日会見で、次のように語った。

「ドローの結果にも満足するつもりかって?試合が始まる前からドローを受け入れると考えるなんて、あり得ないです。ピッチに上がる時は、いつだって最高の結果を狙うものです。我々のベストを引き出すつもりで試合に臨むのです。ロスタイムも入れて95分間、選手たちには気合いを見せて欲しいですね」

「ユヴェントスは昨シーズン、最も優れたディフェンスを見せて優勝したし、ナポリは最多得点数を確保しながらも、守備に関してはユーヴェに次いで失点が少ないチームでした。守備面は重要なのです。相手にカンピオーネがいてもスペースを許すことなく、チームの誰もがまとまって一致団結することが基本です。私が指導するチームはこのメンタリティが不可欠なのです。そして守ると同時に、相手を苦しませるようにしないといけません。明日の試合がインテルにとって良い展開になった場合、それは我々のように成長真っ最中のチームの自信に繋がることになります。ユヴェントスは既に自分の力を自覚していますしね。明日勝てば選手たちの自信が増すのは確かですが、先ほども言った通り、重要なのはコンスタントな結果を出していくことなのです。明日の対決はユーヴェが有利だとされていることについて?サッカーの良いところは、必ずしも有利と思われているチームが勝つわけではないという点ですよね。とは言え、冷静に臨むことが肝心です。例え明日良い結果になったとしても、それで舞い上がってはいけません。昨シーズンだってユヴェントス戦に勝っているわけですからね… 。私が望むものは、継続性です。ファンも、チームがコンスタントに結果を出すことを望んでいるのです」

個々の選手のコンディションについては、マッザーリはこう述べた。「ミリートを招集しますよ。とにかくチームと一緒にいてもらって、ピッチで彼の必要があるかどうかは様子を見ましょう。もちろん、まだベストコンディションでないのは当然です。これからもプリマヴェーラリーグの試合に出るのかって?本人が積極的に望まない限り、ああいった試合に出てもらうのは気の毒に感じるんですよ。彼みたいに真面目な選手だったら、トップチームの水曜日や木曜日の充実したトレーニングでもコンディションを上げることができると思います」

「アルバレスですか?彼は柔軟性に富んだ選手ですし、肝心なのは本人が自分の力と私の指示に確信を持ってプレーしてくれることです。長旅の疲労によってキレが欠けていないことが願いですね」

「タイデルは私が熱望した選手?私だけではなくて、クラブの誰もが獲得を望んだのですよ。今、インテルは彼みたいに若くて有能な選手に賭けようとしているのでね。タイデルとコヴァチッチのどちらを起用するつもりかって?タイデルは好調ですが、コヴァチッチは1ヶ月半の戦線離脱から復帰したことを忘れてはいけませんね。タイデルとコヴァチッチのどっちが良いかと言う話ではなくて、各々の状態を確認することが大事なのです」

「パラシオはカバーニみたいにブレークしている?パラシオは相手のエリアの深い位置で活きる選手で特徴はカバーニとは違いますが、二人とも非常にレベルの高い選手であることは確かですね」


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