[アッピアーノ・ジェンティーレ] ネラッズーリの午前練習に立ち会い、チームとランチを共にしたマッシモ・モラッティ会長はインテルチャンネルのインタビューに応じて、次のように述べた。
このシーズン序盤の数試合では、強固なディフェンスを誇るインテルが見られましたが。
「勝利を目指すチームにとって、強固な守備を誇ることは基本です。これは、私が少年の頃に当時のインテルを見て学んだことです。その後も、常にそうでした。インテルが優勝を果たした時は必ずディフェンスが機能していたのです。今シーズン、再び機能するディフェンスが見られるようになってきているのです」
インテルは今夏のメルカートで、現在だけではなくて今後も意識した補強を行ったと言えます。21歳以下の選手が4名、しかも即戦力として起用できる有能な人材が入団したことは、将来性を考慮した選択ですね。
「もちろん、それが狙いでやった補強です。ただ若いだけではなくて、若いながら大きな成長のポテンシャルを持った選手を探したのです。その意味では、メルカートは正解だったと思っていますね。こういったポリシーに賛成の監督がいることも重要ですし、何よりもこういった人材を活かす能力が大事です」
監督と言えば、ヴァルテル・マッザーリはすぐにファンのハートを掴んだみたいですね。
「それなりの理由がありますからね。彼は、才能があってピッチで駆け巡ることを惜しまない選手みたいに、人に好かれるのです。例えば、誰みたいかって?例えば、ポール・インスはウチで1年半しか過ごしていませんが、偉大なインテル選手としての、偉大な人間としての印象を残しました。マッザーリも同じですよ。仕事熱心で明確な考えを持つ男です。選手に対しても、クラブに対しても素晴らしい姿勢を見せる人なのです」
インテリスタの愛情は常に途切れない様子で、ユヴェントス戦の“メアッツァ”は超満員となる見込みです。
「まあ、ただでさえも誰もが待っている対戦ですし、今回は両チームともその前の試合で勢いを付けていますからね。我々としては最大の注意で臨まなければいけない試合ですが、観客からしてみれば単に待ち遠しいものですよ。私も一ファンとしてそうですから」
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