マッザーリ:「チームは攻守のバランスを見せ始めている」

「先制点の場面では両サイドプレーヤーが良かった。サイドプレーヤーが機能するのは戦術が浸透している証」

[ミラノ] インテル対ジェノア戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督は“Sky”のマイクを前にして次のように語った。

「忘れてはいけないのは、このチームは4ヶ月半前からホームで勝ててなくて、その間かなりの敗戦があったということです。相手の初カウンターで失点してしまうのではないか、という恐怖感を解消する必要があったわけです。今日は、ジェノアがカウンターのチャンスを狙うだろうというのは予想していました。そんな中、選手たちに自信を持たせることが大事でしたね。コヴァチッチ?まだスタミナが足りないので、途中出場させました。イカルディと同じでね。今日のゲームはとにかく、我々が予想していた通りに行きました。ジェノアには2回ほどのゴールチャンスしか許していないし、チームは攻守のバランスを見せ始めています」

「先制点はサイドプレーヤーたちの手柄?確かに、両側のサイドプレーヤーが良かったですね。あれは嬉しかったですよ。右のサイドプレーヤーがファーポストにクロスを上げて、そこに左のサイドプレーヤーが飛び込んで決めるというのは、私の戦術が浸透しているということですからね。しかも、アメリカ遠征によって何日か練習日が犠牲になったことを考慮すれば、満足ですよ」

「アルバレスとグアリンですか?まだ私の指示通りにやってくれていない部分が多いです。 ボールを奪ったら、すぐにスピードアップしないといけないのです。グアリンはでも、後半にはプレースタイルを変えてくれました。後半に見せたサッカーを前半でもやれば良かったわけですが、まあ良いとしましょう」

「エトオがやって来る?私はメルカートの件については喋りません。メルカートに関する発言はクラブフロントの管轄ですし、私は与えられた戦力でやるだけです。イカルディ?今日はチッタデッラ戦よりはるか良かったので、これは嬉しいことでした。大勢で攻めて、しかも相手のカウンターを許さないというのが私の好きなサッカーなのです。チームに強固であることを感じてもらうのが大事ですね。その意味では、失点を喫しなかったことが非常に重要です」

「他チームに比べてインテルはどうなのかって?ミランとユヴェントスは昨シーズンに比べて強化しましたね。でも、私は他チームのことではなくて、ウチのことだけに集中する主義です。今日の我々は勝つべくして勝ちました。リスクが多い試合でしたが、先制してから良いサッカーも見せることができたし、もっと追加点が取れてもおかしくなかったです」


 


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