マッザーリ:「選手はインテリスタの支えを必要としている」

「スタジアムで観戦するファンは試合最後までチームが最大限の力を発揮できるムードを作るようにすべき」

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムのプレスコンファレンスルームで行われたインテル対ジェノア前日会見で、ヴァルテル・マッザーリ監督は新加入のロランド、およびフアン・ジェズスについての質問に答えた。「ロランドは私が良く知っている選手ですが、状態が良いというのと、トップコンディションだというのは違いますからね。彼はまだ、絶好調ではないのです。フアン・ジェズスは調子良いですよ。一昨日にちょっと問題を訴えましたが、すぐに練習を再開しました。特に変わったことが起きない限り、フアン・ジェズスが先発すると思います。彼は信頼に値する選手なのでね」

「試合中、できることだったら90分間ボールを持ち続けたいものです。でも、ボールを取られた場合は守らないといけませんからね。 その意味では、例えばアメリカでのユヴェントス戦なんかは、チームが攻守のバランスを見出したことが感じられる試合でした。ゲームのすべての場面に全員で力を合わせて貢献することが大事です」

「キヴですか?私が送った携帯メールに返信してくれました。手術は成功したそうなので、みんなで彼の復帰を待っていますよ。サムエル?ちょうど昨日、戦力復帰を果たしたばかりです。嬉しいですね。オルセン?良いパフォーマンスを見せている若手です。経験がないのは当然ですけど、良いプレーを見せています。ちょうど今、彼に関してどうするか検討しているところですよ。チームに残すのか、他チームで成長させるかね」

最後に、マッザーリ監督は明日から始まる新シーズンに向けて、次のように締めくくった。「とにかく、勢いと自信が付くという意味でも良いスタートを切ることは重要です。私としてファンに言いたいことは、何よりも彼らの姿勢が大事だということです。スタジアムに足を運んで試合を観戦するファンは、最後の最後まで暖かくチームを支えるべきです。でないと、逆効果になりますからね。選手が最大限の力を発揮できるムードにしてやるのが大事で、ファンがこれを理解してくれれば大きな後押しになります。試合が終わって、目にしたサッカーが気に入らなかった場合、ブーイングしたければブーイングしてもいいですよ。しかし、試合中はできる限り選手たちを応援して欲しいですね」


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