TIMカップ、インテル対チッタデッラ:4−0

ジョナタンの先制ゴール、パラシオの2得点、ラノッキアのダメ押し弾で快勝

[ミラノ] インテルは今季初公式ゲームとなるTIMカップ2013−14シーズン3回戦でチッタデッラを4−0で下し、“ジュゼッペ・メアッツァ”のピッチで最高のスタートを切った。

ヴァルテル・マッザーリはゴールマウスにハンダノヴィッチ、3バックにカンパニャーロ/ラノッキア/フアン・ジェズス、中盤にグアリン/カンビアッソ/アルバレス、そしてサイドにはジョナタンと長友を据え、前線にはパラシオとイカルディを置いてサン・シーロでの初陣に臨んだ。キックオフ直前、マッシモ・モラッティ会長がスタンドに姿を現すと、観客が総立ちして長い拍手喝采を贈るという場面があった。

前半:蒸し暑い中、両チームは立ち上がりから積極的に戦ったが、18分にはグアリンの右からのクロスにジョナタンがヘディングで合わせ、インテル先制点が生まれた。30分には、ペコリーニが自軍エリアでパラシオを倒したことで、インテルにPKが与えられ、ペコリーニは一発退場。パラシオがPKを確実に決めて、2−0のリードとなった。チッタデッラは数的不利にも関わらず攻撃を試みたが、ハンダノヴィッチが完璧なセーブで事なきを得て、ハーフタイムへ。

後半:開始からすぐにジョナタンが自身2点目を挙げるチャンスを迎えたが、ゴールにならず。一方、ドッピエッタを達成したのはパラシオだった。ロドリゴは14分にグアリンの絶妙なアシストに反応して得点し、3−0に。その3分後、インテルCKの際に敵エリアに上がったラノッキアが4−0のダメ押し弾を決めた。打撲を負ったイカルディが大事を取ってピッチを後にし、インテルはその時点ですでに3人の交代を行っていたため10人対10人でプレー続行となったが、試合はそのまま4−0の形で幕を閉じた。これでコッパイタリア4回戦進出を果たしたネラッズーリは、12月4日にトラーパニと対戦する。


インテル対チッタデッラ 4−0
得点者:
前半18分 ジョナタン、30分 パラシオ(PK)、後半14分 パラシオ、18分 ラノッキア

インテル:1 ハンダノヴィッチ;14 カンパニャーロ(後半20分、31 ペレイラ)、23 ラノッキア、5 フアン・ジェズス;2 ジョナタン、13 グアリン(後半15分、10 コヴァチッチ)、19 カンビアッソ、11 アルバレス、55 長友;8 パラシオ(後半15分、7 ベルフォディル)、9 イカルディ
控え選手:12 カステッラッツィ、30 カリーソ、6 アンドレオッリ、16 ムディンガイ、17 クズマノヴィッチ、20 オビ、35 ロランド、41 ダンカン、47 カペッロ
監督:ヴァルテル・マッザーリ

チッタデッラ:
22 ディ・ジェンナーロ:2 ペコリーニ、6 コリー、5 ペリッツェル、24 マリーノ;7 ディ・ロベルト(後半34分、4 ブゼッラート)、23 パオルッチ、8 ラ・カーメラ、10 ローラ(後半9分、21 ペレス);14 ドゥミトル、11 ミネッソ(前半35分、19 ソーサ)
控え選手:1 ピエロボン、3 ガスパレット、9 モンティーニ、12 マッジョット、17 アントネッロ、18 ダッラ・コスタ、20 カンペッロ、25 リッツォン、26 デ・レルディ
監督:クラウディオ・フォスカリーニ

主審:マッシミリアーノ・イラーティ(ピストイア)
警告:前半36分 ペリッツェル、後半30分 ペレイラ、39分 フアン・ジェズス
退場:後半30分 ペコリーニ
ロスタイム:前半1分、後半0分
観客:17,382人


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HIGHLIGHTS INTER-CITTADELLA TIM CUP 4-0

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