カンビアッソ:「インテルには常に勝つ意欲を持つ義務がある」

エステバンは“Sky Sport 24”の取材で「試合結果はともかく、チームはアメリカ遠征で成長した」と述べた

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルで10回目のシーズンに臨もうとしているエステバン・カンビアッソは“Sky Sport 24”のインタビューに応じて、様々なテーマについて語った。

まず、アメリカ遠征が何をもたらしたのかと聞かれた“クチュ”は、笑いながら「数多くの移動かな」と述べた後、次のように話した。「試合結果はともかくとして、チームの成長をもたらしたんだと思う。ただ、サッカーの世界は真っ先に試合結果が話題になるけどね。俺たちはでも、スコアを意識しないで、チームプレーがどうだったかを見るのさ。今回の親善試合の結果で盛り下がることはないのかって?俺たちはインテルだよ。勝ったときに有頂天になっている時間がないのと同じで、負けたときも落ち込んでいる暇なんてないのさ」

マッザーリ・インテルが見られるのはいつになると思うかと聞かれたカンビアッソは、「もう見えているよ」と答えた。「まだみんなに見れているということではないかも知れないけど、近いうちに誰が見ても明らかになることだろう。前は練習の量が少なかったし内容も悪かった?練習法が変わったのは確かだけど、それは監督が代われば普通のことさ。チームを後にした監督の悪口を言うのは絶対してはいけないことだよ」

「中盤の底でのポジションはフィジカルの負担が大きいのではないかって?チームワークの機能次第だね。チームワークが機能していないとこっちの仕事が大変になるけど、機能していればみんなの負担は同じだよ。重要なのは、監督が何を求めるのかをしっかりと把握することなんだ。昨シーズンがああだった分、今季は結果ノイローゼに追われる?どうしても勝ちたいという意欲を持つことは、このチームカラーを身に付けていれば常に感じている義務なんだよ。これは、その時のシーズンによるものではなく、いつだってそうなんだ。前シーズンで勝っていれば再び勝つ義務があるし、前シーズンで負けていれば雪辱を果たす義務があるのさ」

14日にイタリアと親善試合を行うアルゼンチン代表が今日、ローマ法王に謁見したことに羨ましさを感じないかと聞かれたカンビアッソは、こう話した。「こういったことについて喋るとき、『羨ましさ』や『妬み』というのは適切な表現ではないと思うね。それはもちろん、誰だってフランチェスコ法王に会いたいさ。俺は以前の法王とその前の法王に謁見することができたし、だいぶ恵まれていると思っているよ」

サムエル・エトオがセリエAに復帰する可能性について「これがサッカーというものだし、イタリアでは試合そのものよりこういったメルカートの噂で盛り上がるというのがあるしね」とコメントしたカンビアッソは、クラブの株譲渡の件に関しては次のように感想を述べた。「今のところ、あくまでも仮の話だからね。実際にサインが交わされるまでは、確実なことは何もないわけでしょう。俺たちはそういった件には入らないよ。管轄外だからね。トヒル氏のことは知らないけど、モラッティ会長を良く知っているから、彼が取る決断は何よりもインテルにとって有利なことなんだと信じているさ。俺の契約?更新はまだだけど、これまで言ってきた通り、問題ないよ」


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