[ミラノ] あらゆるタイトルを手にし、あらゆる称賛を受けてきた偉大なカンピオーネについて、今さら新鮮な褒め言葉を見出すのは難しい。
今日、ピッチでどんな記録も塗り替えた男、 キャリア初の重傷にも怯まず前向きに挑んでいる勇士、ハビエル・サネッティが40歳の誕生日を迎える。
18年前のある夏の日、静かにミラノにたどり着いた素朴な青年はその後、謙虚でストイックで、寛大で誠実なキャプテンになった。今となっては、彼がインテルのリーダーになり、現時点で845試合出場/21得点という数字を出すことはすでに決められた宿命だったのだとすら感じられる。
1973年8月10日にブエノスアイレスで生まれたサネッティの星座は獅子座。ホロスコープによれば、獅子座に生まれた者は力強さと寛大さ、そして勇敢な心が特徴だというが、ハビエルの場合、まさにその通りである。我々がキャプテンを愛し続けるのは、今の世の中では彼のような人間が珍しい存在になっているからだ。サネッティはこのチームの大黒柱であり、昨シーズン終盤で彼が離脱した時は、誰もが途方に暮れたのだった。
キャプテンは2週間前、アメリカの地でピッチでのトレーニングを再開したが、実はそれ以前も1日ですら止まることなく、リハビリプログラムを続けてきていたのである。妻のパウラさんから数年前に聞いた話だが、まだ子供が生まれていない頃に、リュックサックを背負っての砂漠の旅に旦那を誘ったそうだ。結局、ハビエルはリュックサックをウェイトとして利用し、高い気温の中で砂丘を走り上がったりで自主トレーニングに耽る日々になったとか。
お誕生日おめでとうございます、キャプテン。みんなで、あなたのピッチ復帰を待っています!
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