マッザーリ:「どうプレーするべきかの意識が高まっている」

「バレンシア戦のスタメンはまだ決めていないが、少なくとも4〜5人の選手は入れ替えるつもりでいる」

[ニュージャージー] 現地時間8月4日(日)16:00にニューヨークの“メットライフ・スタジアム”で開催される“Guinness International Championship Cup”大会第2戦・インテル対バレンシアの前日、ヴァルテル・マッザーリ監督は inter.it の取材に応じて次のように語った。

明日のバレンシア戦は5日間内で2試合目になります。同じ期間でもう1試合あるわけですが、どうやってエネルギーや戦力を管理しているのでしょうか?

「まだスタメンは決めていませんが、少なくとも4〜5人の選手は入れ替えるつもりでいます。様子をみてやります」

チェルシー戦からはどのようなヒントが生まれましたか?

「ちょうど今日、選手たちとミーティングをやって、今後繰り返してはいけない先日の試合でのミスを確認すると同時に、ポジティブな面やレベルが高い相手を前に繰り広げたプレーなどをチェックしたばかりです。選手たちは我々がやっていることを日増しに吸収していっているし、監督にとってはこれが何よりもの手応えです。チームには、チェルシー戦では良いサッカーを見せたこと、4〜5回のゴールチャンスをしっかりと作ったことを把握してもらいました。どうプレーするべきかの意識が高まっていってますね。何もかも非常にポジティブですし、冷静に考えればこのチームを指導してほんの少ししか経っていないわけですが、私の最も楽観的な期待を上回る結果も見られたと言えます」

バレンシア戦はウーゴ・カンパニャーロが出場停止です。ジョゼ・モウリーニョは先日の試合終了後に、こういったフレンドリーマッチでは退場は意味がないと発言しました。そもそもチームの機能をテストするための試合なので、11対11でプレーできないとナンセンス、だと。

「タイムアウトが有効だと感じたのと同じで、確かに退場を取り除くのも良いアイデアだと思います。ナーバスな選手がいる場合は、レフェリーが我々監督に合図してくれれば、交代させます。あの試合では、私がカンパニャーロを交代させようと思っていた時にあのファウルが出たのです。これはチームを試す時期なので、結果はどうでもいいのです。それより、11対11でやるべきことをやりたいですね」

ハンブルガーSVとチェルシーはインテルよりプレシーズンの準備が進んでいましたが、バレンシアは同じレベルと言えます。

「バレンシアはハードな相手ですよ。組織力に富んだチームですしね。勝ち点がかかった真剣勝負に向けて良いテストマッチになるでしょう。今のうちに、欠点を修正するようにしないといけないので」


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