偉大なファブリツィオ・フェーリがNYでインテルを撮影

ロックフェラー・センターの屋上“トップ・オブ・ザ・ロック”でチーム写真撮影が行われた

[ニューヨーク] 今夏アメリカの地で“Guinness International Championship Cup”に参加し、ブルックス・ブラザースとコラボレーションをスタートしたりで一段と国際色が増したインテルは、創立当時から“世界の兄弟”であることを意識してきたクラブに相応しく、ニューヨークのシンボルのひとつと言えるロックフェラー・センターの超高層ビルの屋上でチーム写真撮影を行った。ロックフェラー・センターの頂上であるため“トップ・オブ・ザ・ロック”と呼ばれるこの名所で撮影を手掛けたのは、ニューヨーク在住イタリア人フォトグラファー、ファブリツィオ・フェーリ(公式サイト www.fabrizioferri.com)。1952年にローマで生まれたこの偉大なアーティストは inter.it のインタビューに応じて、次のように語った。

あなたは1952年生まれですが、60年代のグランデ・インテルを知っている世代ですね。当時のどういう記憶がありますか?

「私は特定のチームのファンではありませんが、昔から『ゴール』というものに魅力を感じています。素晴らしい瞬間だと思うのです。あと、昔からジャチント・ファッケッティが好きでしたね。彼は完璧なアスリートでした。ディフェンダーであるにも関わらずゴールも決めたし、ピッチのあらゆるところでプレーしていたし。それに、何よりもエレガントでした。動きや表情が優雅でしたね。ジャチント・ファッケッティはサッカーに気品を与えた存在です」

フェーリさんがサッカーチームを撮影するのは今回が初めてですよね。

「フォトグラファーとしてサッカーの世界に接するのは初めてです。個人のポートレートとグループ写真の違いはひとつだけで、それは写す者と被写体の距離が違うことです。私としては、距離が離れている分、普段以上のエネルギーが必要になりますね。被写体の全員が集中するようにしないといけないので。カリスマを持っているフォトグラファーであるなら、そのカリスマを最大限に引き出して大勢の人を指導しないといけません。決意と優しさが必要ですね」

あなたはニューヨークに住んでいますがイタリアを愛し続けていると仰います。一方、インテルはイタリアでプレーしながらも国際的な魂を持っています。何か、並行していますよね。

「確かにそうですね。私は、ニューヨークはイタリアを観察して愛するための展望台だと昔から思っています。外からイタリアを見ていると、何を救うべきか見えてくるのです。その意味で、このイタリアを象徴するチームがニューヨークに来ているということは、サッカーの世界とイタリアの社会に何かを与えるチャンスなのだと思っています」

今回の集合写真に込められたメッセージは?

「この“トップ・オブ・ザ・ロック”からは、ニューヨークの最も美しいスカイラインが満喫できます。ここで撮影することを望んだのは意味深い、象徴的な絵を撮りたかったからです。まるで、マニフェストのような写真をね」

あなたは偉大な広告キャンペーンや素晴らしいファッション写真で常に美を追究してきました。正直言って、インテルは何の関係があるのでしょうか?

「関係ありますよ。かなりね。まず、フォトグラファーとして、私は常に『本物』を追求してきました。私は自分自身の色をあまり出さないようにして、被写体の持ち味を最大に生かすようにするスタイルです。インテルというチーム、そしてサッカーというスポーツには、『本物』を感じるのです。そして、私にとって『チームワーク』というものが非常に大事なのです。私が一人前のフォトグラファーになったと言えるのは1982年ですが、それは自分の制作チームの重要性が分かり、自分がそのチームのリーダーであることを把握した時です。その時、私は自分の仕事の意義が分かったのです」

最高の写真を撮るための絶好の瞬間というものはあるのでしょうか?

「その瞬間というものは、フォトグラファーの心の中だけに存在するのです。レンズの前に立った被写体が感情を伝える時というのがあって、その感情を写真にとらえて世界と分かち合うため、シャッターを切るのです。従って見る力、感じる力が大事ですね。ちなみに、私はシャッター数が本当に少ないフォトグラファーですよ。1回、2回で十分なのです」


“トップ・オブ・ザ・ロック”でのチーム写真撮影のバックステージビデオはこちらからご覧になれます


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