[インディアナポリス] チェルシー戦終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督はインテルチャンネル独占インタビューで次のように試合を振り返り、結果は別としてチームが見せたパフォーマンスに満足していることを強調した。「私はプレーにアイデンティティを与えようとしているところですが、先日のハンブルクでの試合に比べて、今夜はウチがゲームをコントロールしていました。ただ、あまりツキに恵まれなかったのと、もっとしっかりと相手にカウンターのスペースを与えないようにするべきだったというのがあります。とは言え、今夜の相手の力を考慮すれば私は満足していますよ。それに、この時期の試合結果というのは何の意味もないものですからね。もちろん、負けるのは決して気持ち良いものではありませんが、こういった時期での敗戦はまだ受け入れることができます」
試合後の記者会見では、マッザーリ監督は次のように述べた。「私のチームのパフォーマンスに非常に満足しています。我々はとても良いスタートを切ったし、序盤でのあのグアリンのチャンスで決められなかったのが残念でした。そして、相手の最初のカウンターでやられたのです。それでも、チームはピッチで良いポジショニングと動きを見せたし、結果はともかくとして、選手たちのパフォーマンスに満足していますよ。後半にしても、11人対11人で戦っている時まではチームは持ちこたえることができました。その後、選手を入れ替えて失点を防ぐことができました」
「ピッチコンディションについて?スタジアムは素晴らしいですね。でも、ピッチはそんなでもなかったです」
「レフェリーの判定?コメントしたくありません。シーズンの今の時点では、そんなことは放っておきましょう。試合の結果なんて、現時点で優先度が最も低いものなのですから」
「10人で戦う羽目になって何が変わったかって?ピッチ全体をカバーするために4−4−1でポジションを取ったのです。数的不利でも相手にスペースを与えないようにね。非常にうまく行ったと思っていますよ。もちろん、選手が一人足りない分、ゴールを決めに行くまでの力はないですけどね。いずれにせよ、5〜6人の選手を入れ替えることはあらかじめ予定していました。数的不利の状態でも、見えたことはいろいろとありますよ。例えば、オルセンが非常に気に入りました」
なお、以前口論となったモウリーニョ監督と今回握手したことについて聞かれたマッザーリは、こう話した。「こういうことになるだろうと2人とも分かっていましたよ。真剣勝負の試合で対戦する時は、お互い自分のチームのことだけを思ってライバルとして戦いに臨むわけですからね。今日は再会できて良かったです。例の(口論の)件については1分半ほど話しただけで、あとは尊敬し合っている男同士の会話でした。まあ、少なくとも私は彼を尊敬していますよ。本当に、嬉しかったですね」
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