[ピンツォーロ] ヴィチェンツァとの親善試合終了後、ヴァルテル・マッザーリ監督はインテルチャンネルのインタビューで次のようにコメントした。「現時点では、ゲームのスコアは重要ではありません。私にとって大事なのは、チームが戦術を理解し始めていると見せてくれることです。もう少し安定感を見出さないといけませんね。シーズン途中にはちょくちょく、守備を固めてカウンターを狙ってくるチームと対戦することがあるでしょうから、もっと注意深い姿勢が必要です。今日はカウンターを仕掛けらる場面が多すぎましたが、これは避けるべきことです。そういった指摘はともかく、プレシーズン準備のこの第一サイクルを良い形で終えるのが大事だったので、その意味では私は十分満足しています」
「私はセットプレーの場面でも何回か怒ることがありましたが、選手たちがこの短い期間で私が伝えた指示を完璧にマスターできていないのも当然のことです。それでも後半は冷静に攻撃を仕掛けて、合理的なプレーと、より良いバランスを見せることができました。繰り返しますが、これまでの練習の結果に満足していますし、安心していますよ。明日は立て続けにロヴェレートで親善試合がありますが、それに備えて今日は若手をチェックしたというのもあります。明日のゲームも、若手を加えたりで臨むつもりです。とにかく、先ほども言った通り、私が求めているサッカーが少しずつ形になり始めてくることが見たいのです。現時点でのプレーはまだ、期待しているテンポになっていないのは明らかです」