[ピンツォーロ] “Sky”のインタビューに応じたサミル・ハンダノヴィッチは聞き手のマッシミリアーノ・ネブローニの質問に答えながら、次のように述べた。
ファンがこれだけの熱狂ぶりを見せるとは予想していましたか?
「どういう雰囲気になるか、予想はありませんでした。この熱狂ぶりはチームの僕たち、そしてファンの皆さんにとって良いことです」
新体制チーム発表イベントであなたは昨シーズンに比べて失点を減らすのが目標だと述べました。昨季のことに関して言い訳する点は何かあるのでしょうか?
「個人的にはあまりないです。正直言って、言い訳は出来ません。僕が思うには、何も偶然に起きることなんてないのです。従って、昨シーズンのようなネガティブな時期も役に立つのです。昨季のミスと恥ずかしい思い、あの屈辱を忘れることなく、リベンジを果たすようにしないといけないのです」
サネッティとカンビアッソは、インテルは意志の強い監督を必要としていたと発言し、ヴァルテル・マッザーリの就任を喜んでいます。あなたが思うには、どうしてチームは意志が強い指揮官を必要としていたのでしょうか?
「マッザーリはとにかく、これまでの経歴がすべてを物語っている監督だと思います。経験豊富な監督です。選手もそうですが、やはり経験と実績が重要です。確実に言えるのは、絶対に後に引かない男だということですね」
テベスが加わったユヴェントスは他チームに大きく差を付けたのでしょうか?
「現時点ではユヴェントスとフィオレンティーナが他チームに対してプラスアルファを誇ると思います」
ナポリは引けを取っているということですか?
「私はそう思います。何はともあれ、昨季より各チームの力が均衡しているリーグになると思います。その分、面白くなることでしょう」
バルセローナがあなたの獲得に動いたのはどういう気持ちですか?インテルに残留するつもりなのでしょうか?
「メルカートについては話しません。メルカートについて話すのは代理人やフロントです。我々選手は練習に打ち込むことに集中するだけです」
あなたは長年、ウディネーゼでフランチェスコ・グイドリン監督の下でやっています。マッザーリはグイドリンに似ている点とかありますか?
「マッザーリの下でやり始めて8日しか経っていません。これから関係を深めていくのです」
グイドリンはチームより数日遅れてウディネーゼのキャンプに合流することを決めたみたいですが、これについて感想は?
「ウディネは今でもたくさん友だちがいて、非常に気に入っている町ですが、あくまでも過去のホームタウンです。今、僕のホームはインテルですし、インテルの問題に集中するだけです。ウディネーゼで起きることとはまったく無関係です」
マウリシオ・イスラはインテルでも違いを示すことができる選手でしょうか?
「そうだと思います。いくつかの問題を訴えたものの優秀な選手ですし、どんなチームででも違いを示すことができます。いずれにせよ、言葉では違いは示せません。ピッチで実際プレーして初めて違いを示すことができるのです」