グアリン:「マッザーリの下で僕らは大ブレークする」

インテルチャンネルのインタビューに応じたフレディは様々なテーマに触れた

[ミラノ] インテルチャンネルのインタビューを受けたフレディ・グアリンはチームの現状やヴァルテル・マッザーリ監督の印象、ミラノの町やファンとの関係、など様々なテーマについて語った。

インテルで3シーズン目を迎えようとしているあなたにとって、これは2回目のサマーキャンプです。数日間トレーニングを積み重ねた今、印象はどうですか?

「調子は非常にいいね。前から言っているとおり、このチームの一員であるのは名誉なことで、みんな僕がこのファミリーのメンバーだという気持ちにさせてくれるし、とにかく常に向上することを心がけているよ」

新監督はフィジカル面を重視するみたいで、山道を走るメニューとかが多いです。フィジカル面でも好調ですか?

「まあ、この時期に必要なトレーニングだからね。でもフィジカル面はともかく、キャンプでは適切なメンタル状態を達することが一番大事だと思うよ。僕はとにかく好調だし、チームと一緒に充実した練習をやっている。シーズン開幕に向けてコンディションを上げるのが目標さ」

バカンスはいかがでしたか?

「素晴らしかったね。あまり時間はなかったけど、両親や兄弟とか、家族と一緒に過ごしたんだ。あと、長い間会ってなかった友だちとかとね。コロンビアに帰るのは、みんなに会えるから最高だよ」

ピンツォーロの広場で行われた新体制チーム発表イベントで、マティアス・カンビアッソはファンに感謝の気持ちを表しました。あなたもインテリスタに何か言いたいですか?

「僕らにとって、ピッチに上がったときにファンが12人目の選手になってくれることはとても大事なんだ。彼らのやる気を感じると、こっちもチームのために全力を尽くしたい気持ちになるんだよ。ベストの形でシーズンに臨むためにファンの支えは欠かせないし、彼らには本当に感謝しているよ」

あなたはこれまでの背番号14をカンパニャーロに譲って、 コロンビア代表で付けている13にしました。

「ああ、子供の頃U−15でプレーしていたときから付けている背番号でね。家族も気に入っているし、僕は大好きな番号だよ。インテルに入団した当時はマイコンが付けていて、昨シーズンはこのチームのために偉大な存在だった彼に対するリスペクトの証に遠慮したんだ。1年が経った今、まだ空いていたので、14をカンパニャーロに譲って自分は13をもらうことにしたのさ」

ジンクスとかゲン担ぎにこだわるタイプですか?

「そうでもないね。でも、常に代表で付けてきた番号だし、代表ではこれまで良い結果を出せて来れたのでね。ここでも付けるに越したことはないと思ったのさ」

あなたはファンからチームで最も重要な選手の一人とされているし、誰からもがすごく期待されています。それの負担を感じることはありますか?また、ミラノの町との関係はどうですか?

「ファンが僕にとって非常に重要な存在なんだよ。僕は昔からコロンビアのミジョナリオスFCの熱狂的なファンで、しょっちゅうスタジアムに行ってチームを応援して騒いでたんだ。もちろん、自分の大好きなチームにはいつだって勝って欲しかったね。僕は、インテリスタの情熱がとてもよく分かるよ。彼らが僕を評価してくれてることも分かっているし、これは責任を感じることだけど大いなるモチベーションになるね。日増しに向上していけることが願いさ。ミラノの町?居心地は最高だし、家族も喜んでいるよ」

住みやすい町ですか?

「決して住みやすいとは言えないね。親戚に説明するときに言うことは、チームと一緒にいて練習するときの日常と、中心街や町中にいるときの日常はまったく違うということなんだ。この2つの日常のバランスをうまく取らないといけないのさ」

現在、充実したフィジカルトレーニング以外に戦術トレーニングも積極的にやっているみたいです。マッザーリのサッカーではインサイドハーフが活躍しますが、あなたはインサイドハーフこそ最も自分に合ったポジションだと言ってきました。今のインテルのサッカーはあなたの特徴をベストの形で活かすサッカーなのでしょうか?

「そうだと思うよ。まあ、マッザーリは各々の選手のポテンシャルを爆発させるようにする監督なので、それは全員にとって良いことだと思うね。ナポリではハムシクやインレル、パンデフなどがマッザーリの下で急激に成長して大ブレークしたんだ。マッザーリの指導の下でやれるというのは恵まれたことなので、このチャンスを活かすべきだね。みんなが監督の指示通りに練習に打ち込めば、チームは必ず良い結果を出すことになるさ」

来年は2014ブラジルワールドカップの年です。コロンビアは最も優れた代表のひとつなのでしょうか?

「今、伸びてきているチームだね。若い選手で結成されていて、コロンビアには優秀なプレーヤーがいて世界レベルのサッカーができることを見せつけたい意欲に満ちたチームだよ。欧州でプレーするコロンビア人選手と言えば、例えばポルトで僕らが築いたことは大事なステップになった。あそこではずいぶんとタイトルを手にしたからね。その後はサパータ、スニガ、ムリエルを始めに大勢の選手がこっちにやって来て、ヨーロッパのサッカーシーンでブレークしているんだ。いつかは、コロンビア人選手の時代がやって来るだろうと信じていたよ、僕は!」

ワールドカップに招集されるため、インテルで良いプレーを見せるのはどれだけ重要なのでしょうか?

「もちろん、とても重要だよ。代表に呼ばれるためには、選手たちはクラブで常に最高のプレーを見せないといけないんだ。その意味では、インテルでの出来は非常に大事さ。ワールドカップに限ったことではなくて、全体的に僕のキャリアにとって、ね」

あなたにとって、イバン・コルドバの存在はどれだけ大きいのでしょうか?

「彼と6ヶ月間チームメートであれたことは、すごい恵まれたことさ。彼は引退したけど、まだもう少しやれたと思うね。彼に憧れているのは僕だけじゃないよ。コロンビアでは、僕と同世代の者にとって伝説的な人物なんだ。僕としては、ピッチを後にしたコルドバも非常に重要な存在だよ」



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