モラッティ:「マッザーリはその意志の強さのため選ばれた監督」

“Pirelli”ストア店舗内に設けられた“SOLO INTER”支店のオープニングに出席した会長は報道陣の取材に応じてこう発言

[ミラノ] “Pirelli”フラッグシップストア内のインテル公式ショップ“SOLO INTER”のオープニングに出席したマッシモ・モラッティ会長は、報道関係者の取材に応じて次のように語った。

選手たちはヴァルテル・マッザーリ監督に素晴らしい印象を受けたそうです。グアリンは先ほど意志の強さが印象的だと発言しましたが、会長のご感想は?

「そうであることが願いですね。そういった特徴を持っていると信じて、我々はマッザーリを選んだのです。だから、まさにそうであることを願ってますよ。選手たちにそういう印象を与えるというのは分かります。トレーニングやプロジェクト全体に、さらなる強さが加わることを望んでいたので」

マッザーリが誇る最大の長所は何でしょうか?

「マッザーリはハードワーカーです。良い結果を得るわけですから優秀ですし、とにかく真面目に仕事に取り組む男ですね」

補強計画はもう終わったのでしょうか?獲得はもうこれで十分ということですか、それともまだ何かあるのでしょうか?

「7月初旬ですからね。8月末まで、時間はまだあります。最も面白い取り引きは、終わりの方に出てきますからね」

シルヴィオ・ベルルスコーニは、ミランはスクデットに値すると発言しました。インテルはどうですか?

「私はすでにファンに話しました。私も、こういったチームは真剣にプレーすればそれなりの結果を得ることができると信じていますよ。とは言え、ユヴェントスに少々プラスアルファがあると思います」

アンドレア・ラノッキアは放出不可能なのでしょうか?

「マッザーリに全員をよく見てもらって、自分のサッカーに最も合った選手が誰か把握して欲しいので、今はチームの全員が放出不可能ですね」

会長、サネッティはマッシモ・モラッティのいないインテルなんて考えられない、と発言しましたが。

「まあ、でもいつかは確実にその日が...(笑)。サネッティはいつだって優しいコメントをしてくれます。インテルは大いなる愛情が必要なんですよね。今のところ、代替は見当たりません」

今日、マウロ・イカルディの入団の公式発表がありました。どの程度の投資を意味するオペレーションだったのでしょうか?

「期待に思えるものですね。彼とベルフォディルは、昨シーズンの時点で最も獲得したいと思わせるセンターフォワードでした。結局、2人とも獲る展開になったわけですが、様子を見ていましょう」

会長、インドネシアの投資家トヒル氏との交渉に関する進展を伺えますか?

「いや、そちらに伺いたいですよ(笑)」

インテリスタはトッププレイヤーがやって来ることを期待できるのでしょうか?

「やって来る可能性はあります。マッザーリがどう出るかにもよって、検討していきましょう」

トヒル氏との交渉についてですが、会長は現在がまだ第一ラウンド終了時点で、ノックアウトの段階ではないと仰いました。クラブを譲渡することになったとしたら、会長にとってある種のノックアウトだということなのですか?

「いいや、単にまだ第一ラウンドだということを言いたかっただけです。ノックアウトになるだろうと思っている人も多いみたいですがね。多分、その事実を意識して『ノックアウト』という表現を使ったのかも知れません」

トヒル氏については様々な情報が出始めていますが、会長の印象はいかがですか?この投資家はどういうような姿勢で交渉に臨んでいるのでしょうか?

「今のところ、非常に誠実な人という印象です。偉大な企業家の家族の一員と聞いていますが、それだけですね。個人的にはそれほど会っているわけでもないし、十分知っているとは言えません。まあ、何と言ってもまだ最初の段階ですからね。第一ラウンドではないにしても、第二ラウンドくらいでしょうか」

会長、中国人との件はどういう結末になりそうですか?アグリーメントを守らなかったということでペナルティーとか発生するのでしょうか?

「ちょっと古い件ですね。どういう結末になるかは、私には分かりません。今、話し合いが続いている最中です。友情とお互いのリスペクトもあることだし、うまくおさまることだと思いますよ」

違約金について検討中ですか?また、スポンサーシップを結ぶのは考えられますか?

「今のところ、デッドラインを設定するのは不可能です。いつだってデッドラインを決めるわけですが、その後いろいろな要素が変化して状況が変わっていくのです。様子を見ていきましょう」

メルカートに話を戻しますと、イスラは獲得できそうですか?ユヴェントスとの関係はいかがですか?

「ユヴェントスとの関係は良いですよ。でも、良好な関係があればそれで十分ということではないのでね」

ナインゴランに関しては、どういう状況ですか?

「カリアリとの関係も良好ですよ。ナインゴランは非常に話題になっていますが、実のところ話題にすべく点は至って少ないので」

広報部






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