“ネラッズーロ・クルーズ”航海日誌/4日目

アテネでサネッティが乗船し、700人のインテリスタを対象に洋上ファンサービスを実施した

[4日目] “ネラッズーロ・クルーズ”4日目は、何と言っても『キャプテンの日』だった。19日14:30に家族と一緒にアテネのマルコ・ポーロ空港に到着したハビエル・サネッティは、元チームメートのギリシャ人選手、ランプロス・コウトスの出迎えを受けた。サネッティ一族はピレオス港へ移動し、有頂天のインテリスタが船のデッキからチャントを歌い上げる中、16:30に“Navigator of the Seas”に乗り込んだ。

キャプテンはすぐに船内のシアターでのファン交流会に出席し、700人のインテリスタのサインや記念撮影のリクエストに応じた。抽選で二組に分けられたファンはきちんと列に並び、サネッティは全員に丁寧な振る舞いを見せ、最後には『C'è solo un capitano/キャプテンはひとりしかいない』というチャントがシアターに鳴り響いた。

“Navigator of the Seas”のキャプテン、フランク・マルティンセン船長がステージに上がり、サネッティと“キャプテン同士”の記念品交換を行うという場面もあった。自身のサイン入りユニフォームを船長にプレゼントしたサネッティは、ロイヤルカリビアンの豪華客船のクリスタル製模型を手渡された。

船はトルコのエフェソスに向かって快適に航海する中、夕食後には誰もがお待ちかねのミュージックイベントが開催された。サネッティ家の長女、8歳のソルちゃんも歌を披露してお父さん譲りの才能を見せたが、クライマックスはキャプテンがエロス・ラマッツォッティのヒット曲“Più bella cosa non c'è”(『これ以上最高のことはない』)を歌い上げたときだった。確かに、心を込めて歌うサネッティの姿を見るほど最高なことはない。いや、違う。何よりも最高なのは、彼がサイドを懸命に駆け上がるのを目にすることである... 。


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