サネッティ:「ファンの前で少なくともあと1試合はやりたい」

インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”に出演したキャプテンはこう述べた

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”に出演したハビエル・サネッティは、ファンが番組の留守番電話に録音した『キャプテンに捧げる歌』たるものを聞かされ、こうコメントした。「インテルのファンというのは、他のクラブのファンとは違うんだよね。インテリスタのみんなにいつまでも感謝しているよ。僕がケガしてすぐ、ファンの誰もがまず最初に『キャプテン、早くピッチ復帰を果たすと約束してくれ』と言ってくれたのが印象的だったね。僕はとにかく、しっかりと調子を取り戻して、ファンの前で少なくとも1試合をやりたいと思っているんだ」

「何はともあれ、僕のサッカー人生は最高だったよ。これ以上のことは望めないさ。家族だって幸せだし、人間としても大変満足しているよ。もしサッカー選手になっていなかったら僕は何をやっていただろうかって?歌手だね、間違いなく(笑)」

自分のケガはともかく、サネッティはディエゴ・ミリートのケガがチームに与えたショックについて語った。「あれは大きかったね。誰も、ディエゴがあの状況になることを見たくなかったんだ。でも、ディエゴはみんなに勇気を与えてくれたんだ。チームの僕らは最初はちょっと不安があったけど、まだシーズン真っ最中で試合がたくさん残っていたし、止まることはできないので気合いを入れて前に進むようにしたのさ」

「今シーズンは多くのケガ人が出たのは残念なことで、できることだったら避けたかったけど、その半面では多くの若手がトップチームでやるに相応しいということが立証されたのが重要だったね。みんな偉大な将来を感じさせる若手ばかりだし、我々は彼らに賭けるべきだね」

アスリートの鏡と言っても過言ではないサネッティは、自身の健康管理については次のように語った。「健全な生活を送るようにして、良い食生活を意識しているのさ。ここアッピアーノで昼食を取るときも、素速く消化できるね。ソースなしのパスタとか、健康的な者を食べるんだ。試合後だけはコーラを飲むことがあるけど、あくまでも勝ったときだけだよ(笑)。普段はサマーキャンプが始まる最低2週間前から自主トレーニングをやるし、すでに良いコンディションでキャンプに入るようにしているね。これまで、数々のフィジカルコーチを見てきたけど、何よりも時代が変わったというのがあるのさ。インテルに来たばかりのころは長距離の走り込みが主流だったけど、今はもう殆どやらないことだしね。それより短距離、瞬発力が重視されるようになったのさ。僕はとにかく、練習が好きなんだ。トレーニングが終わったときの疲労感より最高のものはないね。本当に、あれは素晴らしい感覚だよ。中でも、僕は筋トレが大好きなんだ。ここ数年間、(フィジカルコーチ・チーフのステーファノ)ラペッティの指導の下でやっているけど、彼がきめこまかにフォローしてくれているのさ」

広報部


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