“PALAZZO REALE/レアーレ宮殿”でのミラノダービー

Skira出版社とミラノ市の共同プロデュースによる展覧会が今日オープン

[ミラノ] かつてのインテルとミランの名将、エレーニオ・エレーラとネレオ・ロッコに捧ぐ展覧会“Milan Inter '63 - La leggenda del Mago e del Paron”(ミラノ市レアーレ宮殿/5月24日〜9月8日)のオープニング前日である23日、懐かしのOBを筆頭に数々の人が内覧会に訪れた。チェーザレ・マルディーニがサンドロ・マッツォーラとマリオ・コルソに再会し、ルイシート・スアーレス、ジャンフランコ・ベディン、エレーラ初スクデットの1962−63シーズンに引退したエジディオ・モルベッロが来場した。近年の元ネラッズーリでは、フランチェスコ・トルドやイバン・コルドバの姿が目立っていた。

この展覧会の特徴のひとつは、入口がインテリスタ用とミラニスタ用に分かれていることだ。2人の指揮官が性格的にも正反対のライバルである中、実際は友人でもあったように、インテルとミランのファンはかけ離れていてもお互いのリスペクトを忘れない。ガッゼッタ・デッロ・スポルト紙のフランコ・アルトゥーリ副編集長があるとき述べたとおり、ミラノはイタリアで唯一、ライバル関係の2チームが礼節をわきまえて共存する町なのだ。アルトゥーリは“ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムの両クルヴァ付近の道の名前を“エレニオ・エレーラ通り”、“ネレオ・ロッコ通り”に改名することを提案した人物でもあった。スタジアム前の広場をアンジェロ・モラッティにちなんで命名することから始まったミラノ市による地域改善計画はその後も続いており、来シーズンから新たな工事がスタートする予定となっている。

広報部


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