ストラマッチョーニ:「モラッティ会長はインテルそのもの」

「会長ほどインテルを良く知っている人はいないし、彼がインテルにとって一番適切な決断を取ることだろう」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] ジェノア対インテル前日会見中、10日のマッシモ・モラッティ会長との会談について聞かれたアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、こう述べた。「これまで何度もやってきたように、ざっくばらんに話しただけですよ。様々なことについて話しました。会長からチームを任されたわけですから私が第一責任者ですが、2人で話しながら、機能しなかったことと機能したことを分析して、今後に向けて有効に生かしていくのです。何がうまく行って何がうまく行かなかったかを素直に検討するようにしないといけないし、我々にとって重要なことですね。どういうような分析をしたのかって?ポジティブなこともネガティブなことも含めて、それは会長と私の間のことです。とにかく最も大事なことは、ポジティブな部分を発展させていくようにして、同じ過ちを犯さないように心がけることですね。まあ、今季は偶発的な出来事が数多く発生して状況がさらに悪化したというのもありますが。監督続投は素晴らしいことでしょうが、それはシーズンが終わってからのことです。何よりも大事なのはインテルだけです。インテルが大事で、モラッティ会長はインテルそのものなのです。何はともあれ、このインテルは戦力が揃っていた時期は、あまり継続しなかったとは言え、上位にいたことを忘れてはいけないと思います」

このようなシーズンの末に、クラブ内で誰か解任されてもおかしくないと思わないか?という質問を向けられたストラマッチョーニは、次のように答えた。「我々は大きなプロジェクトを立ち上げて、しっかりとした土台を固めたのです。これまでやったことを御破算にするのは、何よりも大きな間違いだと思います。会長は今後、この土台を基にチームを完成させていくことでしょう。これは、彼にしかできないことです。会長は、私が彼に忠実な人間であって、何としてでも彼の期待に応じたいということを知っています。私はいつまでも会長に感謝していますよ。もちろん、会長が解任すべき人間が私だと決めたとしたら... 。まあ、今はジェノア対インテル戦に集中させてください。でも、再スタートを切って今後のインテルを作り上げいきたい、という強い意欲があるのは事実ですよ。私は第一責任者ですから、何がうまく行ったと思うか、私はどこを間違えたと思うかを誠実に会長に伝えました。会長ほどインテルを良く知っている人はいませんし、彼がインテルにとって一番適切な決断を取ることでしょう」

広報部


 English version  Versione Italiana 

tags: 会見
読み込み中