[アッピアーノ・ジェンティーレ] アンドレア・ストラマッチョーニはナポリ対インテル前日会見で、後継者候補として様々な名前が飛び交っている中、インテルが現ミランのマッシミリアーノ・アッレグリにオファーを提出したという報道が出たことについてコメントを聞かれ、こう答えた。「今朝、そういった記事が出ていると報告されたとき、これまで彼の名前も挙げられていなかったことの方がおかしいと思いましたね。本当のことは何もないと思いますよ。クラブも、アッレグリ本人も否定しましたし。それはともかく、私はアッレグリ監督を尊敬しています」
ストラマッチョーニはインテルの現状について、次のように語った。「こういった苦難の時に、ひたすら監督と選手陣を批判することには賛成できません。インテルは素晴らしいひとつのサイクルが幕を閉じて、その次は新しくて難しいことを始めたわけです。どこのチームでも、新しいプロジェクトの始まりは苦戦するものです。ドルトムントにしても、ユヴェントスにしてもそうです。インテルは、良い土台を固めたのだと思っています。そうではないという人は、アンチ精神を持った人ですね。この土台を基に、会長はこれからのインテルを作り続けるのです。会長の努力、フロントの活動からは、競争力に富んだインテルができあがることが伺えます。今の我々は、とんでもない緊急事態なのです。客観的に物事を見る人は、批判する前にその辺を計算に入れるのです」
マテオ・コヴァチッチがU−20世界選手権大会に出場しない件については、指揮官はこうコメントした。「クラブとクロアチア代表が話し合って決めたことです。レアル・マドリーやマンチェスターも彼を狙っていたので一足早くインテルに入団させたのは正解でしたが、ここにいることで経験と自信が増えるのは大事なことです。この6ヶ月間でだいぶ成長しましたが、これから一段と磨きがかかることでしょう」
広報部