サネッティ:「いつだってすぐに再出発してきた」

退院の際に記者会見を開いたキャプテンは「今回もすぐに再スタートを切る」と意気込みを語った

[パヴィーア] 「インテルは主役の座を取り戻すため、上位に返り咲くために再スタートを切るべきで、モラッティ会長はそれの実現に向けてあらゆる努力を払うだろう。若い選手が貢献できることを立証している今、彼らを基に再出発することが重要だね」。アキレス腱の手術を受けたパヴィーア市の“サン・マッテオ”総合病院で、退院する際に記者会見を開いたハビエル・サネッティは、今後のインテルと自身について語った。

ピッチ復帰を果たせるまで、アンドレア・ストラマッチョーニ監督の傍らでベンチに座るという可能性について聞かれたキャプテンは、「そのことについては(監督と)話してないね。僕の回復について話しただけさ。ストラマッチョーニが続投?僕が決めることではないからね。監督は限られた戦力でできる限りベストの形で今シーズンを終えて、その後は落ち着いてモラッティ会長が彼と話して、今後のことを決めていくのだと思う。『会長が決めること』と発言したことによって、僕はストラマッチョーニと距離を置いた?僕は監督を深くリスペクトしているし、何よりもクラブを深くリスペクトしている。こういった件は、現時点で僕の管轄ではないからね。僕に言えるのは、監督が就任したその初日から僕たちは彼を支えてきたし、これからもいつまでも支え続けるだろうということさ」

レオナルドがお見舞いに訪問したことについて、サネッティは次のようにコメントした。「久しぶりにレオに会うのはとても嬉しかった。彼は偉大な男、すごい人だよ。非常に頭が良い人だし、どこに行ってもクラブに好結果をもたらす人さ。レオとは、何よりも深い友情関係があるんだ。監督と選手の関係だったけど、その後は友だちになったのさ。お見舞いにきてくれたときは色々と話したよ。繰り返すけど、非常にインテリジェンスに富んだ人だし、寛大な心の持ち主なんだ。彼との再会は本当に嬉しかったよ。近いうちにまた会うことになるかって?そうなるといいね」

自身のリハビリについて、ハビエルはこう語った。「まず3週間は足を置くことができなくて、それから3週間はサポーターを付けて、少しずつ歩くようにして、ようやくリハビリを始めるといった感じだね。もう少しイタリアにいて、その後はアルゼンチンに戻る予定だよ。チームがサマーキャンプを始めると同時に、僕も合流してリハビリをやるつもりだよ。アッピアーノにはいつ顔を出すかって?今日か土曜日に行くつもりだね。とにかく、チームメートに会いたいから早く行きたいね」

「ファンの愛情には心を打たれたね。励ましてくれたのはインテリスタだけじゃないことが印象的だった。これまでのキャリアで、僕は常に相手をリスペクトする姿勢を意識してきたので、今こうやってチームカラーに関わらず愛情を示されていることは嬉しいことだね。自分には復帰できる力があると思うし、ネガティブなことからだって何かしらポジティブなことを引き出せると信じているんだ。僕はいつだってすぐに再スタートするようにしたし、今回だってそうだよ。バチカンからもメッセージが届いたかって?うん、届いたよ」

アリゴ・サッキが『サネッティのような特徴を持った選手だったらまだ2年はプレーできる』と発言したことについて感想を聞かれた“プーピ”は、「彼は豊富な経験を持った人だからね。そうであることを願っているよ」と答えた。

アントニオ・カッサーノがお見舞いに訪れたことについて「まだ廊下にいるときから、彼がやって来たというのが分かったよ。大声で喋ってるのが聞こえたからね(笑)。でも、来てくれて嬉しかったよ」と言うサネッティは、自身の子供が訪問したことにも触れた。「昨日、お見舞いに来てくれたんだけど、はしゃいで病院を破壊するところだったよ(笑)。これからはしばらく、普段よりも子供たちと過ごす時間が増えることだろうけど、彼らが早く復帰するための力を与えてくれるさ」

広報部


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