ジョナタン:「パレルモ戦は両チームにとって大事な試合」

「向こうは降格ゾーンから抜け出したいし、我々は3位をめざしているし、激戦になるだろう」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] “Sport Mediaset”の独占インタビューに応じたジョナタンは、今季の浮き沈みを振り返るとともにシーズン終盤に向けての意気込みを語った。

「僕は他の選手と同じで、常にしっかりと練習してきた。パルマ戦の後に言ったことを繰り返すけど、僕に対して不公平な批判をたくさん耳にしたね。僕だけじゃばなくて、リカルド・アルバレスも散々批判されていたけど、彼は才能豊かで最高の選手なのにだよ。インテルが負けたり引き分けたりでうまくいかないときは、いつだって僕が悪かったように騒がれたよね。先日の発言の表現を使うと、雨が降ればジョナタンのせい、雪が降ればジョナタンのせい、という感じだったのさ」

「ローマ戦に向けての数日間は、普段みたいに思い通りに練習できてなくてね。ローマ戦はカンビアッソがスタメン出場する予定だったところ、土壇場で故障してしまって、チームが僕を必要とする展開になったんだ。そう来るとは思ってなかったんで、あの時は驚いたよ。アルバレスとロッキと良いコンビネーションが生まれて、あの快適なゴールを決めることができてよかった。その後、パルマ戦でも良い試合ができたけど、この2試合の前は適切な練習ができてなかったんだ。逆に、完璧に練習ができている時期に、自分でも説明できないようなことが起きるというのがあったね。試合中に滑ったりしたことがあったけど、他の選手だって滑ってるのに、僕のことだけが話題になってたんだ。サンプドリア戦で僕が滑ったことは散々と取り上げられて、カリアリ戦で数人のチームメートが滑ったときは誰も何も言わなかったね。だから、雨が降ったら僕のせい、雪が降ったら僕のせいだと言ったんだけど、実際は選手一人のせいというのはあり得ないんんだよ。僕らはチームだし、クラブなんだ。勝つ場合はみんな一緒で勝つわけだし、負けるときだって同じなのさ」

「ペレイラが欠場していた試合で、ストラマッチョーニは僕を右サイドに起用してくれたんだ。あれは、僕に対する信頼の表れだと感じたね。監督に感謝しているよ。目標?僕の第一の目標は、今シーズンをベストの形で終えるようにすることさ。ローマ戦とパルマ戦以上のパフォーマンスを見せたいね。僕はクラブが望むことに従うだけだよ。僕に残って欲しいということなら、残るさ。2015年までの契約があるけど、僕とインテル、両方にとって好ましい方向に行きたいね。とりあえずこのシーズンを終えて、どういう展開になるか様子を見ていこう。残留するか、他クラブへレンタル移籍するかね。今の僕は、このシーズン終盤に集中しているだけだよ。チームメートにしても同じさ。ここにいる選手は誰だって、毎ゲーム最高のプレーをして見せたいんだ。ただ、相手チームも勝つつもりで試合に臨むわけだからね。僕らは、インテルのようなビッグクラブでプレーするに相応しい能力とメンタルを持っていることを立証しないといけないのさ」

「これまで、多くの勝ち点を取りこぼしたのが残念だね。特に、ホームでシエナとアタランタ相手に負けたのが痛かった。あれは貴重な勝ち点を落としてしまったのは分かってるよ。あの勝ち点があったら、今ごろは3位だったのにさ。でも、今は前向きになって、まだ巻き返す可能性があることを意識してがんばるしかない。決して簡単ではないけど、今シーズンのこれまで足りなかった運が味方に付いてくれれば、まだ可能性は残っているんだ」

「日曜日のパレルモ戦は、激戦になるだろう。向こうは何としてでも降格ゾーンから抜け出したいし、こっちは3位を獲得したいわけだからね。非常に難しい試合になることだと思うよ。クオリティーと経験を持った選手同士の対決になって、最も集中を保つことができるチームが勝つことになると思うね。僕らはまだ今日、明日と明後日があるんだし、相手の特徴をよく研究しながら練習に打ち込んで、監督と話し合って念入りに準備を進めるつもりだよ」

広報部


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