ストラマッチョーニ:ケガについてコメント

「筋肉系の故障を負った選手は、試合数が多かった選手であるということは偶然ではないだろう」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテル対ローマ前日会見で、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は若手選手、特にマルコ・ベナッシについて聞かれ、次のように述べた。「ベナッシは今季インテルのポジティブな面のひとつですね。今シーズン、トップチームデビューを果たした下部組織選手は13名です。コヴァチッチと同じで1994年生まれのベナッシは、インテル育成部門出身です。明日、2人とも出場することも考えられますね」

先日のカリアリ戦でワルテル・サムエルをアタッカーとして起用したことから、若手で通用するフォワードはいないのかと聞かれたストラマッチョーニは、次のように答えた。「若手選手の状況を知ることが大切です。 フォルテはケガをして3ヶ月間のブランクから復帰して、新たな問題を訴えていた状態でしたし、トップチームとは3回しか練習をしていません。コロンビは金曜日の練習で違和感を訴えていたし、誰にもリスクを負わせないことに決めたのです。それに、戦術的な要素もありますよ。あのカリアリ戦でサムエルを投入することは得点を狙うと同時に、ドローに持ち込めた場合、フアンをサイドに行かせてサムエルをセンターバックにするという考えもあったのです。もちろん、絶好調のフォワードがいたとしたら、それを起用していましたけどね」

今日、招集メンバーを発表しない決断について聞かれた指揮官は、「明日の朝を待って発表するつもりです。もう相変わらずのことですが、何らかの問題がいくつかあるのでね。 招集メンバーは明日決めますよ。キヴですか?今日は普通に練習しました。招集するかどうか検討しますが、昨日はフル練習をやっていませんからね」と説明した。

長友佑都の状況について、手術が必要なのか、また必要な場合はどこで手術を受ける運びとなるのか?と日本人記者から聞かれたストラマッチョーニは、こう述べた。「長友はインテルに所属していて、インテルから給料をもらっている選手です。従って、手術を受けさせるのか受けさせないのか、どこでやるのかについては、インテルが最良のことを検討して決めることです。早くに検討して決める見込みです」

最後に、どうしてこれだけケガが相次ぐのか、しかも筋肉系のものが多いのかと聞かれた指揮官は、「私を筆頭に、あらゆる面での向上をめざして我々は毎日努力を積み重ねていっています。筋肉系のケガを負った選手は、試合数が一段と多かった選手であることは偶然ではないと思います」と答えた。

広報部


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