ストラマッチョーニ:「呪われたようなシーズン」

「今日は新たに2名が負傷して、納得がいかないPKで失点した。信じられない事態だが、それでも選手たちを称賛したい」

[トリエステ] カリアリ対インテル戦終了後、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は“Radio RAI”の取材で『インテルはプレーを組み立てたにも関わらず、決定力に欠けていたと言えると思うか』と聞かれ、次のようにコメントした。「はい。しかし、今日みたいにネガティブな展開になっても、選手たちを称賛したいです。信じられない事態ですね。ガルガーノがケガしてしまったし、その後は納得がいかないPKが与えられて、数分後に長友も負傷してしまったのです。0−1でリードされている状態で攻撃に厚みを加えるために残された選択は、抜群のヘディングを誇るサムエルを前線に送ることだけでした。呪われたようなシーズンですが、PKまでは良い試合運びをやっていたと思いますよ。チャンピオンズリーグの夢が散った?今は、ローマ相手の大試合が待っているのです。今日も2名の選手を失ったわけですが、なんとかチームを形にしてコッパイタリア戦に臨むようにしたいです。しかも、ローマ戦はペレイラとグアリンが出場停止ですしね... 。どんなチームでも、フォワード2名と他の主力選手がいっぺんに欠場となれば、良い結果を出しにくくなると思いますよ」

引き続き、“Sky”のマイクを向けられたストラマッチョーニは、こう述べた。「残念です。本当に残念です。ロッキ、アルバレスとカンビアッソが優れたプレーを見せて良い前半だったというのに、またしてもケガが発生してガルガーノを失ってしまい、流れが変わってしまったのです。まさに呪われたシーズンですよ。その直後に長友も負傷してしまったわけでしょう。本当に信じられない年ですね。カリアリは勝利に値するチームであるというのはありますよ。でも、今日にしたってありもしないPKだったわけですし、こういう判定をされると、ただでさえも問題が多い我々にとって辛いですね。何はともあれ、インテルは正しいアプローチで試合に臨んでいたと思います。前半には、ロッキがファウルを受けても笛が吹かれないという場面もありましたね。あれはFKをもらって、相手選手が退場になるべき場面でした。一方、カリアリへPKが与えられたのはまったくのミスジャッジですね。先週の日曜日は、起きていないことが起きたとされてPKとなったので、私は激怒しました。でも、誤審はあって仕方ないものだと受け入れたつもりです。それが、その一週間後にまた同じようなことが発生するとは... 。シルベストレはしかも、足を引いて接触を避けているのですよ。それをPKとするのは考えられないでしょう?」

指揮官は長友佑都のケガについても触れた。「膝に問題を訴えたのです。ダービーで膝を痛めてましたからね。なんでこんなにケガが相次ぐのかって?カンピオナートとヨーロッパリーグで戦うことによって、特定の選手の出場時間が大幅に増えたというのもあります。今はもう、信じられないくらいの緊急事態ですよ。だからこそレフェリーには、もう少し大目に見て欲しいですよね。もちろん、今のは冗談ですよ〔笑)。とにかく、気持ちを切り替えるようにして、気合い満々で水曜日のコッパイタリア戦に臨むように努力しましょう」

広報部


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