[アッピアーノ・ジェンティーレ] ワルテル・サムエルがインテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”のゲストになってくれることは、今シーズンが始まって以来、すべてのインテリスタが待ち望んでいたこと。「番組に出演する前にピッチ復帰を果たしたかったのでね。ようやく試合に出ることができたし、ほら、番組にも出たよ」と最初に述べた“ザ・ウォール”は、自身とインテルについて様々な話をした。
「8年前、インテルから声がかかったときは名誉に感じたし、このクラブの歴史には昔からアルゼンチンの色があることも嬉しかった。過去も現在も、インテルには大勢のアルゼンチン人がいるからね。入団したとき、俺はビッグクラブでプレーできる選手であることを立証するつもりだったのさ。俺の秘訣?秘訣なんてないね。ただ、サッカーをやるのが好きなだけなんだよ。ハイレベルでプレーするようになってプレッシャーが大きくなっても、絶対この感覚を保つべきだと思うね。俺がインテルの一員になれて、長いキャリアを送れたのは、プレーすることが好きだという感覚を絶対に失わなかったからなんだ。サッカーの世界では批判は付き物だけど、批判されたときは堂々と反応して、自分の真価を立証するようにしないといけないのさ」
今シーズンのインテルは何が機能しなかったと思うか?という質問を向けられたサムエルは、次のように答えた。「コンスタントに結果を出すことができなかったんだ。勝てる可能性がある試合で勝てなかったりしてね。今から思うと残念で仕方ないよ。大々的な変化を迎えたシーズンだっただけに、3位獲得というのは大きな収穫だったからね。言い訳をしたり、嘆いたりするのは避けるべきだけど、やっぱり色々と変える分、ちょっと難しいシーズンになるのは想像できたと思うさ。アタランタ戦は、絶好のチャンスを逃してしまった。勝ってたのに、守備でミスがあってね。あの試合は勝ちたかったさ。今となっては、正直言って状況は非常に難しいと思う。けど、最後まで戦うしかないさ。他チームだって簡単ではない試合が待っていることだしね」
広報部