セリエA、インテル対アタランタ:3−4

ロッキが先制してアルバレスが2得点するも、ボナヴェントゥーラのゴールとデニスのハットトリックでネラッズーリ敗戦

[ミラノ] 激しい試合展開の末、アタランタは“メアッツァ”で4−3の逆転勝利を手にした。

両チームの力が拮抗している様子だった前半、30分にはカッサーノが筋肉に異常を訴えて交代を余儀なくされる羽目になった(代わりにアルバレスが出場)。唯一のフォワードとしてピッチに残ったのはロッキだったが、そのロッキが43分にペレイラのCKに合わせてインテル先制点を決めた。彼にとって、インテルの一員として初得点であり、セリエA自身100点目となるゴールだった。

後半11分、リヴァヤのクロスからボナヴェントゥーラが決め、アタランタは同点に持ち込んだが、1分も経過しないうちに、アルバレスがヘディングでネラッズーリに再びリードをもたらした。16分にはまたしてもアルバレスが左足でゴールを決め、3−1となった。しかし、20分、レフェリーは不可解なPKをアタランタに与える。これをデニスが確実に決めて、3−2に。その6分後、デニスがエリア内でラノッキアをかわして右足を振り切り、アタランタは再びインテルに追い付いた。32分には、右からのボナヴェントゥーラのクロスに反応したデニスがもう一回インテルのゴールネットを揺らして、アタランタが逆転。ライモンディが一発退場となったロスタイムでは、ラノッキアがグアリンのクロスからドローの絶好のチャンスを迎えるも、残念ながらシュートはがら空きのゴールの枠を外れた。インテル対アタランタ戦は3−4の結果で試合終了、ネラッズーリは勝ち点50ポイントにとどまる結果となった。


インテル対アタランタ 3−4
得点者:
前半43分 ロッキ、後半11分 ボナヴェントゥーラ、12分 アルバレス、16分 アルバレス、20分 デニス(PK)、26分 デニス、32分 デニス

インテル:1 ハンダノヴィッチ;23 ラノッキア、25 サムエル、40 フアン・ジェズス;4 サネッティ、14 グアリン、10 コヴァチッチ、19 カンビアッソ(後半37分、7 スケロット)、31 ペレイラ;99 カッサーノ(前半32分、11 アルバレス)、18 ロッキ
控え選手:27 ベレツ、30 カリーソ、6 シルベストレ、17 クズマノヴィッチ、24 ベナッシ、28 パーザ、45 フォルテ、47 コロンビ、55 長友
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

アタランタ:16 ポリート;2 ステンダルド、5 スカローニ、10 ボナヴェントゥーラ、13 カニーニ、17 カルモナ(後半10分、7 リヴァヤ)、19 デニス(後半38分、44 カッツォーラ)、21 チガリーニ、77 ライモンディ、83 デル・グロッソ(後半29分、28 ブリーヴィオ)、88 ビオンディーニ
控え選手:78 フレッツォリーニ、8 ラドヴァノヴィッチ、9 トロイージ、18 ジョルジ、22 コンティーニ、23 ブリエンツァ、32 フェーリ、91 デ・ルーカ、99 パーラ
監督:ステーファノ・コラントゥオーノ

主審:アンドレア・ジェルヴァゾーニ(マントヴァ)
警告:前半5分 コヴァチッチ、後半20分 サムエル、40分 スカローニ、43分 ビオンディーニ
退場:後半46分 ライモンディ
ロスタイム:前半1分、後半3分
観客:38,935人 

広報部


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