[ミラノ] FCインテルナツィオナーレの要請に基づき、スタジアムでの人種差別的行為の予防・対策に関するガイドラインを定めるための会議が6日の午前中に行われ、ミラノ警察署長、内務省次官、特殊捜査部“D.I.G.O.S.”代表者とインテル幹部のステーファノ・フィルッキが今後の対応について話し合った。
フィルッキは、その伝統に基づいて以前から人種差別反対運動を進めているインテルが一段と予防活動に力を入れていくことを約束するとともに、スタジアムで人種差別的な行為を犯す数少ないサポーターの正体判明に向けて、警察と最大限に協力していく意志を表明した。
一方、警察署側はFCインテルナツィオナーレのこれまでの活動と前向きな姿勢を評価した上で、サポーター関連の警察部隊に人種差別的行為に対する意識をこれまで以上に高く持ち、より厳格に対応するように呼びかけることを保証した。
広報部