ストラマッチョーニ:「メンタルがフィジカルに勢いを与える」

「選手たちは一度も諦めたことがないし、これからも戦い続ける。サムエルはインテルの追加兵器、彼の復帰は大きい」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] サンプドリア戦前日会見で、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はワルテル・サムエルが招集リストに復帰されたことについても語った。「非常に重要な復帰ですね。技術面だけではなく、リーダーシップの面でもサムエルの存在は大きいので。我々の戦術が進化した中で、彼の経験は根本的な価値を持っているのです。サムエルは我々の追加兵器です」

トッテナム戦の疲れがあるのは隠せないものの、ストラマッチョーニは「木曜日の試合は精神面で大きな力を与えてくれました。想像以上に、メンタル状態の良さがフィジカルに勢いを与えることがあるのです」と述べた。

今週末の他チームの試合結果がシーズンの行方にとって決定的になると思うかと聞かれた指揮官は、次のように答えた。「現時点では、我々はインテルの結果だけに集中すべきだと思っています。先週の日曜日も含めて、他チームの結果を意識したことはもちろんありますけどね。いずれにせよ、今週の試合次第で何かが決まるということはないと思います。我々はこれまでヨーロッパリーグの負担があったし、しかも今回は一段とエネルギーを消耗したわけですが、とにかく勝つようにして、今後の様子を見ていくことにしましょう」

「私はインテルのベンチに座っていますが、年齢からしてこの世界では例外であることは分かっています。異色の存在であるからこそ、私にできることは毎試合、101パーセントを出すようにすることです。我々は、今より問題が少ない時期に、高レベルのサッカーができることを見せました。好不調の波が激しくなって、やりたいことが何もできない試合もありましたが、一方では練習の成果が見られるゲームもありました。私のDNAには、練習に集中するというものがあるのです。選手たちは一度も諦めたことはないですよ。全員、常に全力を尽くしてきたのです。会長が私を直ちにクビにしようが、2015年まで続投させてくれようが、私はとにかく、常にベストを尽くしたことを確信しています。今季はケガが響いて、理想的なチームを据えられたことは至って少なかったでした。それでも、いつだって苦況に立ち向かうようにしたのです。我々は、これからもそうやっていくつもりです」

広報部


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