コルドバ:「ダービーは最高の引退試合だった」

“Prima Serata”に出演したイバンは「あのゲームが現役最後の完璧な思い出となっている」と語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”に出演したイバン・ラミーロ・コルドバは、ファンから寄せられた質問に答えながら、選手時代の話もした。「チームメートの中で最強の選手は、前から言っている通り、ロナウドですね。色々な名選手と一緒にやりましたけど、彼が一番印象に残っている存在です。対戦相手の中でも、最強は彼ですよ。僕は代表でロナウドと対戦していますからね。ロナウドは今のメッシより上手かったかって?違うタイプの選手です。僕はマラドーナ、メッシとロナウドを比較することは不可能だと思いますよ。時代も違うわけですからね。考えてみれば、僕はロナウドと対戦したことはそんなに数多くありません。ちょくちょく戦っていて常にやりがいのあったライバルと言えば、シェフチェンコでしょうか」

2012年5月6日、現役最後の公式戦出場となったダービーの映像を見せられたコルドバは、改めて引退試合をやるつもりはないかと聞かれ、次のように答えた。「あれ以上に最高の引退試合はないですからね。まあ、みんなでアサード(南米特有の焼肉料理)パーティーをやってもいいですけど、ピッチでは、あのダービーがこの上ない思い出として心に焼き付いているので、何も加えたくないですね。コロンビアでも、引退試合をやらないかと言われているのですが、あの“メアッツァ”での試合くらい素晴らしいものになることは想像できないです」

インテルの現状についてコメントを求められたコルドバは、フロントらしい発言をして見せた。「選手にやたら厳しくしても仕方ないのです。甘やかせてもダメですから、中間が適切ですね。単に、インテルのユニフォームを身に付けてピッチに上がることの責任感を自覚させることが大事なのです。昨夜のトッテナム戦みたいな劇的な試合となると、選手たちはベストを引き出して一段とチームカラーに執着するようになるのです。昨日の試合は、フィジカル以前に精神的な活躍が見られました。何よりも、チームは凄まじい気迫を見せて流れを変えたのです」

広報部


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