UEL、インテル対トッテナム:4−1

ネラッズーリは素晴らしい健闘を見せて3−0の勝利でレギュラータイムを終えるも延長戦で得点を許し、残念ながら敗退

[ミラノ] インテルは最後まで信じて戦い続けたが、レギュラータイムで3−0の勝利を手にして突入した延長戦ではトッテナムに1得点を許し、試合には4−1で勝ったものの、ヨーロッパリーグから敗退する結果となった。残念な展開だが、ネラッズーリは強靱な精神力、素晴らしい粘り強さを見せた。

前半20分に先制したのは、右からのパラシオのクロスにヘディングで合わせたカッサーノだった。後半7分には、カンビアッソの絶妙なアシストからパラシオが追加点を決めた。逆転の可能性が現実的になって熱くなってきた“メアッツァ”のファンの後押しの中、インテルは30分に3点目を挙げる。カッサーノのFKからのシュートがギャラスに当たり、コースが変わったボールはトッテナムのネットに突き刺さった。3−0となって、とりあえずファーストレグの結果に対してドローに持ち込むことに成功したネラッズーリは、進出を意味するゴールを狙って必死に攻撃を仕掛けた。一方、ハンダノヴィッチがスーパーセーブを見せてゴールマウスを死守する場面もあった。ロスタイムにカンビアッソが4−0のゴールを決めたかと思われたが、ボールはわずかに枠を外れ、延長戦へ。

延長戦前半7分、デンベレのシュートをハンダノヴィッチが弾いたところをアデバヨールが押し込んで、トッテナムは貴重なアウェーゴールをゲット。ネラッズーリは諦めることなく、パラシオやカッサーノが疲れを押し切ってチャンスを作り続けた。延長戦後半5分には、カッサーノのクロスにアルバレスが頭で合わせて、インテルは根性の4点目を挙げた。さらなるゴールを目指してネラッズーリは全員で相手エリアに押しかけたが、残念ながら追加点は生まれず。トッテナムとの対決はファーストレグ、セカンドレグ合計で4−4の結果で終了を迎え、アウェーゴールのルールに基づいてスパーズがUELベスト8に勝ち進むことなった。


インテル対トッテナム 4−1
得点者:
前半20分 カッサーノ、後半7分 パラシオ、30分 ギャラス(OG)、延長戦前半7分 アデバヨール、延長戦後半5分 アルバレス

インテル:1 ハンダノヴィッチ;4 サネッティ、26 キヴ、40 フアン・ジェズス、42 ジョナタン(延長戦後半3分、23 ラノッキア);19 カンビアッソ、29 コヴァチッチ(後半34分、24 ベナッシ)、21 ガルガーノ;14 グアリン(後半26分、11 アルバレス)、8 パラシオ、99 カッサーノ
控え選手:27 ベレツ、28 パーザ、47 コロンビ、60 ベッローニ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ 

トッテナム:24 フリーデル;28 ウォーカー、13 ギャラス、5 フェルトンゲン、16 ノートン(延長戦前半14分、33 コールカー);22 シグルズソン、19 デンベレ、29 リヴァーモア(後半25分、7 レノン)、8 パーカー;18 デフォー(後半11分、14 ホルトビー)、10 アデバヨール
控え選手:25 ヨリス、6 ハドルストーン、32 アスー・エコト、46 キャロル
監督:アンドレ・ヴィラス・ボアス

主審:イヴァン・ベベク(クロアチア)
警告:前半14分 リヴァーモア、44分 フリーデル、後半33分 ウォーカー、34分 ホルトビー、延長戦後半9分 フアン・ジェズス、アデバヨール
ロスタイム:前半2分、後半3分、延長戦前半2分、延長戦後半2分
観客:18,241人

広報部


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