[ミラノ] コンクラーヴェ(法王選挙会)2日目の13日、5回目の投票で19時06分に、第266代ローマ法王が決められた。新ポープは、アルゼンチン人のホルへ・マリオ・ベルゴリオ、史上初の南米出身の法王である。1936年12月17日にブエノスアイレスに生まれ、同市の大司教を務めてきたベルゴリオは、法王としてフランチェスコ1世と呼ばれることになった。
新法王と同国人のハビエル・サネッティは、インテルチャンネルを通じてこう心境を語った。「僕らアルゼンチン人にとって、すごく感動的な瞬間だね。個人的に対面したことはないけど、長いことブエノスアイレスで活動して、国民を支え続けた謙虚な方だ。この世の中で信仰というものは非常に大事なものだし、僕らは新法王を大歓迎したいね。僕はラツィンガー前法王に会うことに恵まれたけど、今度は同国人の法王に会えることが楽しみだね。僕と家族にとって、素晴らしい感動になることだろう。大成功することを願っているし、繰り返しになるけど、僕らアルゼンチン国民にとって本当に信じられない喜びなんだ」
広報部