[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「ああいうゴールを決めるのは誰もが夢見ることですよね」。インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”のゲストになったエセキエル・スケロットは、まずダービーで同点ゴールを決めた嬉しさについてこう述べた。
「何かもうまく行って、チームメートと家族とこのゴールの喜びを分かち合えることができたのは素晴らしかったです。一生忘れませんね。(長友)ユウトが最高でした。ゴールの50パーセントは彼のおかげですよ」。スケロットは司会役のロベルト・スカルピーニにこう語った。
「インテルのような名門でプレーすることが夢でした。今までの人生では非常に忍耐力を持って歩んできましたよ。今でもそうですけどね。謙虚に努力を重ねて、ついにここまでやって来れたのです。とても嬉しいです。今は、長くここにいたい気持ちでいっぱいです。イタリア代表に招集されたときも嬉しかったですよ。イングランド戦でのデビューも忘れられない感動でした」
代表について、スケロットは次のように続けた。「3年前、当時U−21監督だったカジラーギさんから直接電話があったのです。手を貸してくれないか、って言われて。イタリアは僕を迎えたいと言ってくれたので、僕は喜んで応じたのですよ。プランデッリ監督から声がかかったときも、飛んでいきました。これまでマーリア・アッズーラ(イタリア代表のユニフォーム)のために戦いましたが、これからももイタリアのために戦い続けます」
ダービーのピッチで涙を流したことについては、エセキエルはこうコメントした、「僕は苦労人なのです。実は、私生活でちょっと厳しい時期があって、それがデタラメなことも入り交じってだいぶ話題になってたのです。僕は控え目な人間なんで、いちいち真実はこうなんだ、と公に主張するなんてことは避けました。無視して見せたわけですが、家族はその状況に苦しんだし、僕だって辛かったですよ。あの涙は、そういった様々な感情の表れだったのです。今の僕は、インテルで幸せです。素晴らしい日々を過ごしてますよ。インテルに長く残れるようにするため、一生懸命努力したいです。そして、インテルをチャンピオンズリーグに復帰させるために、チームメートと一緒にがんばりたいと思います」
広報部