セリエA、フィオレンティーナ対インテル:4−1

ヨヴェティッチとリャリッチが各2ゴール決め、ネラッズーリは反撃できず。終盤にカッサーノが得点

[フィレンツェ] “アルテミオ・フランキ”スタジアムでフィオレンティーナ戦に臨んだインテルは、ヨヴェティッチとリャリッチにドッピエッタを許し、4失点の敗北を喫した。

試合序盤、アグレッシブに立ち上がったフィオレンティーナは13分にリャリッチが先制点を決める。それまですでにナイスセーブを見せていたハンダノヴィッチはその後もインテルゴールを死守するが、33分にはヨヴェティッチがエリア外からカーブのかかったミドルを右足で放ち、サミルの背後のネットを揺らした。

2点ビハインドで迎えた後半の10分には、ネラッズーリはまたしても失点を許す。インテルディフェンスが跳ね返したボールをアクイラーニが拾って絶妙なヒールパス、それをヨヴェティッチが決めて3−0となった。20分には、リャリッチもミドルシュートで自身2得点目を挙げる。42分にはカッサーノが右足を振り抜いて素晴らしいゴールを決めて見せるも、時すでに遅し。その数分後には試合終了のホイッスルが鳴り、ゲームはフィオレンティーナの4−1での完勝で幕を閉じた。この結果により、勝ち点43ポイントにとどまっているインテルに、フィオレンティーナは1ポイント差に迫った。


フィオレンティーナ対インテル 4−1
得点者:
前半13分 リャリッチ、33分 ヨヴェティッチ、後半10分 ヨヴェティッチ、20分 リャリッチ、42分 カッサーノ

フィオレンティーナ:1 ヴィヴィアーノ;40 トモヴィッチ、2 ロドリゲス、15 サヴィッチ;11 クアドラード(後半38分、19 ジャマ)、10 アクイラーニ、7 ピサーロ(後半24分、6 シソコ)、20 ボルハ・バレーロ、23 パスクアル;22 リャイッチ、8 ヨヴェティッチ(後半27分)
控え選手:89 ネト、12 ルパテッリ、4 ロンカーリア、5 コンパ−、18 ラロンド、21 ミリアッチョ、27 ヴォルスキ、30 トーニ、92 ロームロ
監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;4 サネッティ、23 ラノッキア、40 フアン・ジェズス、55 長友;17 クズマノヴィッチ、19 カンビアッソ、10 コヴァチッチ(後半1分、11 アルバレス);14 グアリン(後半13分、31 ペレイラ);99 カッサーノ、8 パラシオ(後半31分、7 スケロット)
控え選手:27 ベレツ、30 カリーソ、6 シルベストレ、18 ロッキ、21 ガルガーノ、24 ベナッシ、42 ジョナタン、47 コロンビ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

主審:ニコーラ・リッツォーリ(ボローニャ)
警告:前半27分 パスクアル、37分 ピサーロ、後半2分 ラノッキア、10分 グアリン、14分 フアン・ジェズス、22分 ペレイラ、26分 サヴィッチ
ロスタイム:前半0分、後半2分

広報部


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