“PRIMA SERATA”:コヴァチッチが今週のゲストに

インテルチャンネルのゴールデンタイム番組に出演したマテオは「ファンに感謝している」と述べた

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”の今週のゲストになったマテオ・コヴァチッチは、通訳を介してまずインテリスタにメッセージを送った。「すべてのファンによろしくと言いたいです。評価してもらっていることを誇りに感じているし、とても感謝しています」

ポジションの話となり、3MFと4MFのどちらの方がやりやすいか?と聞かれたコヴァチッチは、「僕にとっては同じです。監督の指示通りにやるだけです。どんなシステムで起用されようと、ベストを尽くすようにしたいです」と述べた。

スシッチ、ストイコヴィッチ、プロシネツキ、ボバン、といったユーゴスラビア出身カンピオーネ4名の写真を見せられたコヴァチッチは、「4人とも非常に偉大な選手ですが、僕が一番好きなのは間違いなくロベルト・プロシネツキです」と語り、実際に会ったことはあるのか?と聞かれて、こればかりはイタリア語で『ウン・ポーコ』つまり『少しだけ』と答えた。

古巣ディナモ・ザグレブでは「チームメート全員と良い関係でした。特に(GKのイヴァン・)ケラヴァと(DFのドマゴイ・)ヴィダとは自由時間もよく一緒にいました」と言うコヴァチッチは、「ディナモを退団するのは少し寂しい部分もありましたが、同時にインテルのような偉大なクラブに来られるのはすごく嬉しかったです」と移籍に対する心境を語った。「ここでは、みんなからとても暖かく迎えられました。中でもキャプテンは偉大な選手である以外に、とても寛大な心を持った人であることを見せてくれました」

コヴァチッチは子供のころ、プロシネツキ以外にも憧れている選手がいたことを明かした。「ロベルト・バッジョですね。彼はすごく偉大なカンピオーネでした。あと、ルカ・モドリッチの名前も挙げさせてください」

バスケットが好きで「たまに友だちとやることがあります。まあ、普段はサッカー漬けで時間があまりありませんが」と話すマテオは、自分にとってインテルは何かと聞かれ、次のように答えた。「何よりも、大きな名誉です。インテルに入団することを可能にしてくれたすべての人たちに感謝しています。特に、すでに暖かく支えてくれるインテルファンの皆さんにお礼を言いたいです」

日曜日、コヴァチッチはインテルの一員としてサン・シーロでホームデビューを果たす予定だが、これについてはこうコメントした。「これほど重要な舞台でプレーできるのはとても名誉なことです。僕はチームと一体となって、勝つために全力を尽くしたいと思います。ゴールも決めたい気持ちはありますが、何よりも大事なのはとにかくチームが勝つことです」

イサベルという名前の彼女がいて、得点したときは必ず十字を切ると言う18歳は、番組最後にある約束をした。「次のインタビューのときは、イタリア語で応じるようにします。いつ?まあ、様子を見ましょう」。とりあえず、コヴァチッチはイタリア語で『サルート・トゥッティ・イ・ティフォージ/すべてのファンによろしく』と喋って見せ、スタジオを湧かせた。

広報部


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