[ミラノ] マッシモ・モラッティ会長は“サラス”社の外部で待機していた報道関係者からメルカートに関する質問を向けられ、下記の通り述べた。
モラッティ会長、ブラジルからパウリーニョについて進展の連絡はありましたか?
「いいえ、まったくありません」
でも、交渉がまとまることに対して希望はあるのでしょうか?
「交渉というのは、それなりの条件が揃った場合に成立するものです。私がこれまで報告されていた条件では可能性はありました。しかし、先方が条件を変えるのであれば不可能になりますね」
チームの若返り計画を思うと、コウチーニョの放出は早すぎるということはないのでしょうか?
「まあ、何を目標にやっているのかにもよりますね。第一、金儲けを狙ってコウチーニョの放出を思いついたわけではないのです。ここのところのチームの経緯を見ていると、コウチーニョのポジションではなくて他のポジションで補強が必要な部分があるのです。年齢の問題はともかくとしてね」
ムディンガイが故障したことを受けて、新しいミッドフィールダーを獲得するつもりでしょうか?
「よく聞いてください。今やるべきことは、不運に見舞われたムディンガイを同情することであって、その代わりになる選手を探すことではありません。これが私の考えです」
広報部