セリエA、インテル対トリノ:2−2

試合開始から5分経ってキヴが先制するもメッジョリーニに前半と後半に失点。カンビアッソが同点に持ち込む

[ミラノ] 両チームの健闘で好ゲームとなった“メアッツァ”でのセリエA第22節、インテル対トリノ戦は結局2−2の引き分けに終わった。

キックオフからわずか5分が過ぎた時点でインテルの先制点を決めたのは、絶妙なフリーキックを蹴ったキヴだった。しかし、前半23分にはグアリンのミスからメッジョリーニが同点に持ち込む。その5分後、足を痛めたキヴがピッチを退くことになり、その代わりにペレイラが入った。後半7分には、ペレイラとの一対一に勝ったチェルチがグラウンダークロス、メッジョリーニが左足で流し込んでトリノが逆転。インテルはめげずに反撃して見せ、23分にはトリノのエリア内でサネッティがドリブルで相手DFをかわして中央にパス、これをカンビアッソが決めて2−2に。26分にはビアンキがトリノ3点目を挙げるチャンスを迎えるが、ハンダノヴィッチが見事にセーブ。29分、相手エリア内でラノッキアがロドリゲスにファウルを受けてPKが与えられると思われたが、レフェリーは笛を吹かなかった。ロスタイムにメッジョリーニがトリノ決勝ゴールを決める好機を得るが、またしてもハンダノヴィッチがインテルゴールを死守して見せ、試合はドローの結果で終了となった。これでネラッズーリの勝ち点は40ポイント、3位からマイナス3ポイントである。


インテル対トリノ 2−2
得点者:
前半5分 キヴ、23分 メッジョリーニ、後半7分 メッジョリーニ、22分 カンビアッソ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;23 ラノッキア、26 キヴ(前半28分、31 ペレイラ)、40 フアン・ジェズス;4 サネッティ、21 ガルガーノ、16 ムディンガイ(後半7分、19 カンビアッソ)、55 長友、14 グアリン;99 カッサーノ(後半30分、11 アルバレス)、8 パラシオ
控え選手:27 ベレツ、77 ディ・ジェンナーロ、6 シルベストレ、17 マリガ、18 ロッキ、24 ベナッシ、42 ジョナタン、82 ベッサ、88 リヴァヤ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

トリノ:1 ジレ;3 ダンブロージオ、25 グリク、2 ロドリゲス、17 マシエッロ;14 ガッヅィ、33 ブリーギ;11 チェルチ(後半36分、20 ヴィヴェス)、10 バレート(後半16分、9 ビアンキ)、69 メッジョリーニ、7 サンターナ(後半25分、86 ビルサ)
控え選手:23 ゴミス、4 バシャ、5 ディ・チェーザレ、8 スチウ、15 カセレス、18 バキッチ、22 ダルミアン
監督:ジャンピエーロ・ヴェントゥーラ

主審:ダヴィデ・マッサ(インペーリア)
警告:後半29分 ブリーギ、35分 カンビアッソ
ロスタイム:前半2分、後半4分
観客:40,128人 

広報部


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