ストラマッチョーニ:「モラッティ会長と私は波長が合っている」

「本当にチームを強化する選手のみ獲得すべき、そうでない場合はいらない。目標は3位以内に入ること」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「我々の目標は最初からチャンピオンズリーグ復帰を果たすこと、つまり3位以内に入ることです。私は優勝の話をしたことはありません。3位以内に戻れるようにしたいと言ってきていますし、この目標を達成するために、我々は全力を尽くすつもりです。スクデットは諦めたということかって?正直言って、私はスクデットのことを考えたことがないですよ。良い意味で、ですけどね。私は一歩ずつステップを踏むのが正しいと思う主義なので。我々の目標は、チャンピオンズリーグに復帰することです」。インテル対トリノ前日会見で、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はこう述べた。

冬のメルカートで補強がない場合でも、このインテルは3位以内に入れるチームだと思うかと聞かれた指揮官は、次のように答えた。「私はそうだと確信しています。夏に比べて現在の戦力の違いは、色々とあって最近は出場していなかったのはさておいて、スナイデルが抜けたことだけです。それ以外では、何も変わっていません。私はやれると信じていますし、選手だってそうです。インテルは弱くなったって?メルカート期間が終わってから結論を出すべきですが、今言った通り、8月1日の戦力に比べて変わったのはヴェスがいなくなったことだけですよ」

放出に関して、マルコ・リヴァヤの今後について聞かれたストラマッチョーニは「リヴァヤの残留は、メルカートでの動きと私の判断によります。彼は私が見込んでいる選手なので、手放すとしたら、本当にそれなりの理由が出てきた場合のみですね。マルコはセリエAで堂々とやっていける選手です」と語った。

ストラマッチョーニは昨日マッシモ・モラッティ会長と話し合ったことを明かした。「会長と私は目標について意思統一していますし、すべてにおいて波長が合っています。とにかく、インテルを成長させて向上させるのが我々が目指していることなのです。ここから1月31まで、会長と我がフロントがチームを改善するためにやるべきことをやってくれるだろうと私は確信しています。獲得に関して言えば、すでにチームには優れた戦力ベースがあるので、新たに選手を加えるとしたらそれなりにハイレベルの選手が必要です。放出は心苦しいですが、インテルを本当に強化する選手がやって来た場合にだけ誰かを手放すことにしたいです。『心苦しい』と言うのは、一緒にこのプロジェクトを始めた大切な人材を放出することになるからです。ヴェスにしてもそうでしたが、なるべくようになったので、これで良しとしています。とにかく、しっかりと判断して選んでいくことが大事です。本当にチームを向上させる選手だったら獲得すべきで、そうでない場合はいらないです。いずれにせよ、メルカートが終了した時点で手元にある選手陣で、死に物狂いで戦っていくつもりです」

最後に、スナイデルが移籍したことについての心境を聞かれたストラマッチョーニは、こうコメントした。「何よりも重要なのは、彼が今は平静心を取り戻せたことだと思います。本人は実のところ、どうなろうと早く決着が付いて欲しい様子でしたのでね。彼が幸せなら嬉しいですよ。新天地で偉大なカンピオーネのその真価を見せることを願っていますし、これまでインテルに貢献してくれてありがとうと言いたいです。(スナイデル騒動で)チームの雰囲気が悪くなっていたかって?どっちかと言うと、試合結果がどうであろうとすべてがスナイデルの話題になることにウンザリしていましたね」

広報部


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