ファッソーネ:「レーガ・セリエA、革新の機会を逸する結果に」

インテルGMは国営放送“RAI”のサッカー番組で自前スタジアムやコッパイタリアの重要性についても語った

[ローマ] マルコ・ファッソーネGMはTIMカップ準決勝キックオフ前に国営放送RAIのサッカー番組“Novanta Minuti Talk”に出演した。

レーガ・セリエAのベレッタ会長再任の件について「物事を新しくするせっかくの機会を逸する結果になったのです」と述べたファッソーネは、次のように続けた。「14クラブが選んだことを受け入れるしかありませんが、6クラブがレーガ総会に含まれていないことでチャンスが無駄になったのです。この6クラブは革新の必要性を信じてきました。イタリアサッカーがはまってしまった底なし沼はクラブ経営レベルだけではなく、ピッチでの結果にも悪影響をもたらしていますが、この状況から抜け出すためには物事を変えていくしかないと確信しています。この6クラブのうち、ローマはともかく、インテル、ユヴェントス、サンプドリアは二代や三代から続く経営で、そのトップには進化を意識する革新者が立っています。例えばインテルのアンジェロマリオ・モラッティ副会長、ユヴェントスのアニェッリ会長みたいな人物がね。サンプドリアには、今は亡きガローネがいました。イタリアサッカー界のリーダーの座にいる人には、本当に、この機会を逃さないようにして、復活に向けて働いて欲しいです」

自前スタジアムについて進展はあるかと聞かれたファッソーネは、次のように答えた。「建てるという固い決意があります。我々は必要な手続きをすべて進めていますが、スタジアム建設に関する法律が速やかに決まらない場合は、2017年か2018年より早くに完成するという予定は立てられないです」

最後に、ファッソーネはTIMカップについてコメントした。「コッパイタリアはマイナーな大会だという意見もありますが、実際はそんなことはありません。スポーツ面でも、経済面でも重要な大会ですし、我々としては全力を尽くして臨みます。今夜の試合が素晴らしいものになるのが願いですね」

広報部


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