モラッティ:「スナイデルの件は満足いく結末となった」

「メルカート?慎重に状況を見ていこう。昨夜のチームは良かったし、チャンピオンズリーグ出場権を狙えると信じている」

[ミラノ] マッシモ・モラッティ会長は“サラス”社の外部で待機していた大勢の報道関係者の質問に応じ、ヴェスレイ・スナイデルの件やメルカートについて語った。会長の一問一答は下記の通り。

スナイデルの件が解決したのは会長が直接動いたからと言えるのでしょうか?

「私はクラブの一員なのでね。たまに動くことだってありますよ…(笑)」

この結末に満足してらっしゃいますか?

「ええ、間違いなく満足です。ガラタサライのフロント、会長や副会長は非常にフェアな人たちでね。選手も喜んでいることでしょう。でなかったら移籍していなかったでしょうしね」

どうしてスナイデルは決めるのにこれだけ時間がかかったのでしょうか?

「私にとって重要なのは、物事がなるべきようになることです」

こうなれば、パウリーニョは1月のメルカートですでに現実的な目標になるのでしょうか?

「一歩づつ進むようにしましょう。今はこのステップを踏んだわけで、これから次にどうするのかを検討しましょう」

でも、これでインテルのメルカートが動くようになるのでしょうか?直ちに補強を行えるのでしょうか?

「どうですかね。それなりの価値があるかどうかによります。イタリアは何もかも高価みたいなので、何も動きはないと思いますね」

現時点でチャンピオンズリーグ出場権を狙うことより、将来のインテルに賭けるということですか?

「いいや。チャンピオンズリーグ出場権は狙っていますよ。チームはしっかりしているし、私は今の選手たちを信頼しています」

昨日のインテルはいかがでしたか?

「良かったですよ。昨日のチームは良かったですね。トリデンテを据えることができていたらもっと良かったかも知れませんが、それでもうまくできたと思います。リヴァヤの出来に大満足ですね。本当に嬉しいですよ。グアリンは相変わらずその良さを立証しましたね。その他の選手も、賢く動いていました」

“スクデット”という言葉はもう、口にしないことにしたのでしょうか?

「あなた方が口にしていてください。そして、様子を見ていきましょう。一試合一試合をこなしていって、何ができるか見ていきましょう」

スナイデルにどんなお別れの言葉を向けたいですか?インテルのために大きく貢献した選手ですし。

「本人に言ったことは、彼に対して愛情だけではなくて感謝の気持ちもあるということですよ。インテルの歴史の中で特に偉大な時代のひとつを築いてくれた一員ですし、我々はいつまでも彼を誇りに思い続けますよ。ガラタサライにしても彼が入団して光栄に思っていることでしょう」

パウリーニョに関してはコストの問題ですか?それとも実用性の問題ですか?

「ああいう特徴を持った、あの手の選手はいつだって役に立ちますよ。とは言え、まだコスト的な問題もあるのでね」

全体的に見て、スナイデル放出で節約となる資金をすぐに投資する予定ですか?それとも、落ち着いて状況を見ていくつもりですか?

「注意深く検討していくつもりです」

広報部



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