セリエA、ローマ対インテル:1−1

トッティがPKから先制、前半ロスタイムにパラシオが同点に持ち込む。リヴァヤのシュートがポストに嫌われる場面も

[ローマ] 5日間のうちに“スタディオ・オリンピコ”で繰り広げられるローマとインテルのダブル対決の第一戦は、1−1のドローの結果で終了を迎えた。

前半はローマがゲームを支配してチャンスを作り、インテル守備陣にとって苦しい展開となった。22分には、ラノッキアがブラッドリーにファウルを犯したとされてローマに不可解なPKが与えられ、これをトッティが決めて先制。その後もローマは攻め続ける中、インテルは反撃を試みるも37分にリヴァヤが放ったボレーシュートは惜しくもポストに嫌われた。しかし、ネラッズーリは前半のロスタイムで同点に持ち込む。グアリンが打ったシュートがはじかれ、グアリン自身がそのボールを拾ってエリアに切り込んで放ったグラウンダークロスをパラシオが叩き込んで、1−1となった。後半序盤にはローマがオスバルド、トッティ、ピリスでチャンスを迎えるも、ハンダノヴィッチが見事なセーブを連発してネラッズーリのゴールマウスを死守した。両チームとも懸命に決勝点を狙って攻め続け、39分にはハンダノヴィッチがラメーラの鋭いシュートをダイビングセーブして得点を許さなかった。結局、ローマもインテルも追加点が取れず、1−1の状態のまま試合終了に。この結果、ネラッズーリは勝ち点を39ポイントに伸ばした。


ローマ対インテル 1−1
得点者:
前半22分 トッティ(PK)、46分 パラシオ

ローマ:13 ゴイコエチェア;23 ピリス、3 マルキーニョス、5 カスタン、42 バルザレッティ;4 ブラッドリー、16 デ・ロッシ(後半1分、77 タフツィディス)、48 フロレンツィ(後半23分、20 ペロッタ);8 ラメーラ、9 オスバルド、10 トッティ(後半36分、22 デストロ)
控え選手:24 ステケレンブルグ、1 ロボンツ、7 マルキーニョ、11 タッデイ、15 ピヤニッチ、27 ドド−、29 ブルディッソ
監督:ズデネク・ゼマン 

インテル:1 ハンダノヴィッチ;23 ラノッキア、26 キヴ、40 フアン・ジェズス;55 長友(後半12分、20 オビ)、4 サネッティ、21 ガルガーノ(後半39分、16 ムディンガイ)、31 ペレイラ;14 グアリン;8 パラシオ、88 リヴァヤ(後半28分、18 ロッキ)
控え選手:27 ベレツ、77 ディ・ジェンナーロ、6 シルベストレ、17 マリガ、19 カンビアッソ、24 ベナッシ、41 ダンカン、42 ジョナタン、82 ベッサ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

主審:ダニエレ・オルサート(スキーオ)
警告:前半21分 ラノッキア、23分 ラメラ、42分 オスバルド、44分 デ・ロッシ、後半5分 ペレイラ、18分 キヴ、31分 フアン・ジェズス、33分 ハンダノヴィッチ、45分 ロッキ
ロスタイム:前半1分、後半3分

広報部


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