［アッピアーノ・ジェンティーレ］ ローマ相手にアウェーゲーム連続2試合に臨もうとしているアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、セリエA第21節の前日会見で次のように述べた。「全体的に見れば、我々は良い状態でこのローマ遠征を迎えると言えます。攻撃陣には欠場者がいますけどね。カッサーノは今日の練習で様子を見て判断する予定です。彼はテクニック面で優れているだけではなくて、チーム内でリーダー的な存在でもあるので、誰もが彼にいて欲しいと思うのは分かります。でも、注意が必要です。メディカルスタッフと相談した上で私が決めることですが、無理をさせてアントニオもアウトになることだけは絶対避けたいので」
生まれ育ったローマに行くことについて、ストラマッチョーニはこう心境を語った。「たくさんの友だちがいる故郷ですからね。ボローニャでプレーしていた時期を除けば、私は生涯の殆どをローマで過ごしています。これまでの人生で最も大切な人たちはみんなそこにいるのです。ASローマのクラブ内にも、非常に親しい関係の人がたくさんいますよ。これを否定するつもりは一切ありません。しかし、私のことはローマとインテルの対決のほんの一部にしか過ぎません。両チームとも勝利を狙って堂々と戦うでしょうから、素晴らしい激戦になることでしょう」
「インテルの不調の時期は過ぎたと思います。各チームの力が拮抗しているカンピオナートですし、各試合に最大の注意を払わないといけませんが、我々はここ数ゲームでインテルらしい試合をしています。インテルのアイデンティティーを見せています。正しい方向に進んでいることを実感しながら、重要な直接対決となる明日の試合に臨みます。明日は、どんな結果になってもおかしくない試合です。やりがいのある素晴らしい対決ですね」
広報部
