TIMカップ、インテル対ボローニャ:3−2

レギュラータイムは2−2で終了。延長戦終了間際にラノッキアがヘディングで決めて準決勝進出をもたらした

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムでTIMカップ2012−13準々決勝・ボローニャ戦に臨んだインテルは延長戦の末、3−2の勝利を収めてコッパイタリア準決勝進出をモノにした。レギュラータイムは2−2の結果で終了を迎え、延長戦で土壇場にアンドレア・ラノッキアが決勝ゴールを決めて試合に決着を付けた。

前半に数回のインテルのチャンスを演出したのはカッサーノだった。ボローニャも負けずと攻撃を仕掛けたが、34分にはカッサーノのアシストからグアリンが今シーズン自身7点目を決めてネラッズーリが先制。ボローニャはジラルディーノとディアマンティが同点ゴールを狙うも、ハンダノヴィッチがゴールを許さなかった。

後半に入って、ジラルディーノを筆頭にボローニャが積極的に攻撃を仕掛けるが、インテルはうまく守り、カッサーノや途中出場のパラシオで追加点を挙げるチャンスも作った。32分には、そのパラシオがカウンターからカーブのかかったミドルシュートを放ってインテルに2点目をもたらした(今シーズン自身12点目)。しかし、その3分後にはディアマンティがFKから豪快なゴールを決め、引き続き39分にはガッビアディーニが同点に持ち込んだ。

延長戦はゴールがなかなか生まれず、誰もがPK戦にもつれると思った。しかし、終了のホイッスルまで残り数秒の場面で、グアリンのCKにラノッキアが頭で合わせてゴールネットを揺らし、TIMカップ準決勝進出をもたらした。フィオレンティーナ対ローマ戦の勝者が準決勝でのネラッズーリの相手となる。


インテル対ボローニャ 3−2
得点者:
前半34分 グアリン、後半32分 パラシオ、36分 ディアマンティ、39分 ガッビアディーニ、延長戦後半15分 ラノッキア

インテル:1 ハンダノヴィッチ;6 シルベストレ、23 ラノッキア、40 フアン・ジェズス;42 ジョナタン(後半43分、16 ムディンガイ)、4 サネッティ、24 ベナッシ(後半1分、19 カンビアッソ)、31 ペレイラ;14 グアリン;99 カッサーノ、18 ロッキ(後半15分、8 パラシオ)
控え選手:27 ベレツ、77 ディ・ジェンナーロ、17 マリガ、21 ガルガーノ、26 キヴ、33 エムバイェ、41 ダンカン、82 ベッサ、88 リヴァヤ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

ボローニャ:25 アリアルディ;3 モルレオ、5 アントンソン(後半25分、33 コネ)、10 ジラルディーノ、11 モッタ、15 ペレス、17 グアレンテ(後半1分、30 パツィエンツァ)、23 ディアマンティ、43 ソーレンセン、77 パスクアート(後半10分、18 ガッビアディーニ)、90 ポルタノーヴァ
控え選手:1 クルチ、32 ストヤノヴィッチ、4 クルヒン、13 プルゼッティ、20 アベーロ、21 ケルビン、24 パポーニ、28 リベローラ、45 デ・カルヴァーリョ
監督:ステーファノ・ピオリ

主審:ルーカ・バンティ(リヴォルノ)
警告:前半15分 グアレンテ、後半35分 ペレイラ。延長戦;前半3分 ガッビアディーニ、6分 ラノッキア、10分 ムディンガイ、後半6分 モッタ
ロスタイム:前半1分、後半4分
観客:8,734人

広報部


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