ストラマッチョーニ:メルカートについて

「スナイデルの件は早く落着して欲しい。右のサイドプレーヤーとセントラルMFが必要」

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテル対ペスカーラ前日会見で、スナイデルの件についてどういう結末になると思うかと聞かれたアンドレア・ストラマッチョーニ監督は、こう答えた。「残るのか去るのか、とにかくこの件が落着となって欲しいですね。条件はテーブルの上に並べられているわけですし、どうなるか見ていましょう」

9月の時点ではスナイデルがチームの軸になると言われていたが、彼が退団するとなるとどう対応するつもりか?という質問を向けられたストラマッチョーニは、次のように述べた。「私がヴェスを高く評価していることは、以前から周知の事実です。彼はケガするまで常に起用されていました。その後、状況が変わったのです。インテルのプロジェクトは変わらぬままでも、チームの戦術アイデンティティが変わりました。彼の代わりになるような選手を探していますが、彼のレベルに達する選手を見つけるのは簡単ではないです。いたとしても、所属チームが手放したくないですしね。とにかく、ここから1月31日まで努力し続けるつもりです」

なお、指揮官は冬のメルカートについてこう語った。「8月31日時点で思い描いていたチームに比べて今は違うサッカーをやっているので、 ポジションが重なる選手がいるというのがあります。全体的には、チームをピンポイントで賢く補強していくのが目標ですね。1月にインテルが大きな獲得をすることはないでしょう。放出があれば別ですが。名選手を対象とした交渉が7月から続いているというケースもありますよ。でも、今も言った通り、それなりの放出がない限り、現段階で大胆な獲得を実行することはないです。システムが変わって現時点で必要なのは右のサイドプレーヤーとセントラルMFですが、今いる選手と違う特徴を持った選手でないといけません」

アルフレッド・ダンカンとその今後については、ストラマッチョーニは「彼はTIMカップのヴェローナ戦の後、出番を与えられるチャンスがあるというときにケガをしてしまったのが不運でした」と語った。「ダンカンは我々にとって非常に重要な選手ですが、何せ1993年生まれの若手なので、インテルで主役が務まるほどのレベルにはまだ達していません。何よりも試合に出ることが大事なので、他チームで経験を積むのがいいのでしょうね。私はセリエAの中堅クラブよりセリエBのトップレベルのチームの方がいいと思いますが、状況を見ていきましょう」

広報部


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