モラッティ:「ウディネーゼ戦は悪い負け方をした試合だった」

「現時点で何よりも重要なのは故障中の選手が全員復帰してくれること」

[ミラノ] マッシモ・モラッティ会長は“サラス”社の外部で待機していた報道関係者の質問に応じた。

会長の一問一答は下記の通り。

ウディネーゼ戦での敗北について、モラッティ会長のコメントは?

「何しろ3ゴールを喰らったわけなので、あまりポジティブなコメントでないことは確かですね。とは言え、チームはある時点まではいい感じだったので、問題なく勝利をモノにできると思えてました。ところが、急に状況が変わってしまってね。でも、これは起きてはならないことなので、翌日のコメントとしては悪い負け方をした試合だったと言えます」

今日、インテル全体が集まってメルカートの件やチームの現状について話したんですよね...?

「それはあなた方が言うことに過ぎないですよ。『インテル全体』という表現で何を指したいのでしょうかね。私は25分間にわたって会うべきスタッフに会っただけです。話の内容は特に、昨日の試合についてでした。もちろん、昨日の話から今後の話に行くのは当然ですが、とにかく現時点で我々が必要としているのは、故障中の選手が全員ピッチに戻ってくれることなのです。ケガ人や出場停止の選手が10人から12人もいる、という状態で、チームの出来を評価するのも難しいですからね」

レフェリーのジャッジには納得できましたか?

「まあ、そうですね。優秀でしたよ」

アンドレア・ストラマッチョーニが言ったように(誤審の)犠牲になっているとは感じないのですか?

「確かに、レフェリーに特別に優遇されているということはないですよね(笑)。主審が迷った場合、ウチに有利な判定になることは難しいみたいです。でも、PKかどうか明らかではないこともあるわけですし、その場ではよく見えなかったりすることもあるわけですから、昨日のレフェリーはまあまあ優秀だったと思いますよ。とにかく、審判団がウチを贔屓するということはあり得ないということはさておいて、昨日の試合がああいう結末になったのはレフェリーのせいではありません」

勝ち点数の面では、期待通りのシーズン前半戦だったと言えるのでしょうか?

「昨シーズンと同じ勝ち点だということに、別に問題を感じることはありませんよ。去年の今ごろは、インテルは出だしが悪かったけど途中から勝ち点を積み重ねるようになったのでよかった、と言っていたわけですからね。今は他チームが足踏みしたことによって勝ち点差が開いていないというのはありますが、ウチはそういうことよりインテルを機能させることに集中しないといけません。決して首位で送れるシーズンになるとは期待していませんでしたが、良い結果を出せる可能性は常にあるわけだし、選手陣もその意欲がありますからね。チームはポテンシャルは持ってますよ。ただ、繰り返しますが、カンピオナートが始まる時点で活躍を期待していた選手たちが復帰してくれることが非常に重要なのです」

アンドレア・ストラマッチョーニは、1月のメルカートでは調整程度の補強が施されて、ビッグネームの獲得はないだろうと発言しました。モラッティ会長のメルカートについてのコメントは?

「あなた方が述べた通りですよ... 。大まかに見て、そういった感じのメルカートになるのは確かです。名前が挙げられている選手はみんな良い選手ですが、他のチームと同様に巨額の出費はないです。それに、これも繰り返しになりますが、まず故障者に復帰してもらわないことには、どういう補強が必要なのか判断できないというのがあります。ああだこうだやって、結局ポジションが重なる選手を獲得しても意味ないですからね」

ヴェスレイ・スナイデルの件は近いうちに解決となるのでしょうか?

「私に聞きたいことが多すぎますね... 」

噂になっている選手で、最も獲得の可能性が高いのは誰か言っていただけますか?スチェロットですか?

「分かりません」

広報部



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