ストラマッチョーニ:「それでも我が選手たちを称賛する」

「以前だったら負けていてもおかしくない試合だった。あと一歩で勝てなかったことを悔しがれるのは大きな進歩」

[ミラノ] インテル対ジェノア戦終了後、アンドレア・ストラマッチョーニ監督は次のようにコメントした。「チームが難しい状況であることはよく分かっていました。状態が悪くても出場した選手がいますからね。ガルガーノはまともに歩けないほど足首が腫れていましたし、カンビアッソにしても、ぎりぎりまで出場できるか分からなかったくらいです」

残念ながら年内最終戦を勝利で飾ることはできなかったが、ストラマッチョーニは「それでも、我が選手たちを称賛します」と述べた。「試合終了まで残り15分という時間帯で失点したのに、あと一歩で勝てなかったことを今ここで悔しがれるというのは大事なことです。我々は勇ましい反撃を見せました。土壇場でのリヴァヤのあの場面は信じられないものでしたし、無念に感じるのは当然のことです。何はともあれ、今はスイッチを切って、来年最大の勢いで始動することにしましょう」

「インテルは良いスタートを切れていたのだと思います。アルバレスがケガしたことによって多少戸惑いましたが、それでも試合をコントロールできていたと思いますよ。キヴには、プレーメイカー的な役割を果たしてくれるように頼んだのです。それで攻撃が組み立てられるようになっていたところ、カウンターを仕掛けられて、インモービレが絶妙なタイミングでラノッキアをかわして先制したのです。あの時点で、インテルは焦って混乱してしまうリスクもありましたが、そこをめげないでしっかりと反撃したのです。手応えをつかんだ感じでウインターブレイクに入れますね」

現時点でパウリーニョのような選手の必要性を感じるかと聞かれたストラマッチョーニは、「今、これから必要なことについて話すのは無意味です。今は、今日のこの難しい試合でがんばってくれた選手たちを褒めたいだけです。いずれにせよ、今年作り上げた土台を基にして、素晴らしい2013年にしていく可能性は十分あります」と答えた。

「インモービレのゴールですか?誰もが彼の利き足は右だということを知っているので、ディフェンダーたちは彼の右側を封じるようにしたのですが、インモービレが逆方向に動いて裏を突いたのです。ラノッキアは素晴らしい試合をやってくれたし、彼が悪いのではないですよ。インモービレは10回中7回、ラノッキアが予想した通りに右に行っていたでしょうからね」

広報部


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