モラッティ:「スナイデル、可能性を探っている最中」

“サラス”社に入る際、報道関係者の取材に応じた会長の一問一答

[ミラノ] マッシモ・モラッティ会長は“サラス”社に入る際、報道関係者の質問に答えた。会長の一問一答は下記の通り。

会長、スナイデルとの関係は以前のままなのでしょうか?

「メディアが騒動を掻き立てているみたいですが、選手との関係はいたって普通ですよ。もちろん、違う条件で合意に達する可能性があるかどうかを探っているわけですが、そうでなかったら残留してプレーしてもらうだけですね。重要なのは、彼が良いコンディションで、良いプレーを見せてくれること。私にとって大事なのはこれだけです」

それでは、試合に出るということですか?

「もちろん。プレーできるとなったら試合に出ますよ」

今日の話し合いの結果はインテルにとってどのようなものだったのでしょうか?

「ミーティングに参加した者から話を聞きましたが、それなりに満足のいく話し合いだったように思えましたね。両サイドが良識ある姿勢だったそうで、こうなったら向こう、つまりスナイデルが答えを出すわけです。向こうと言っても、スナイデルはウチの一員ですしね。様子を見ていましょう」

次のミーティングには会長も出席されるのでしょうか?

「いいや、問題なく解決できる件なのでね。もちろん、私が必要であるということならば出ますよ」

選手側の態度で何か不快に感じることがあったのでしょうか?

「そんなことはないですよ。我々が立腹しているとかの記事を目にしましたが、それはまったくないです。少なくとも、私は個人的にそう感じていませんね。とにかく、それぞれに選択の自由があるのだと思います。私にとって重要なのは、選手のコンディションがいいことです。調子がよければ試合に出るし、調子が悪ければ出ない。それだけですよ」

監督はスナイデルは招集可能だと言っているし、会長も招集可能だと仰っています。つまり、試合に出る準備は整っているということですね?

「試合に出る準備が整っていると言えるのは、選手のコンディションが良い場合です。ネームバリューに基づくものではないです」

ミーティングを終えたスナイデルは、怒っているように見えましたが。

「あなたは心理学者ですかね... 。私だってマスコミの皆さんに囲まれると、しかめっ面になるときがありますよ。実際は全然怒ってなくてもね...(笑)」

広報部



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