“PRIMA SERATA”、ペレイラが今週のゲストに

インテルチャンネルのゴールデンタイム番組に出演したアルバロは「このチームでプレーするのは少年時代からの夢」と語った

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”(オンエア21:00)の今週のゲストは、アルバロ・ペレイラ。“エル・パリート”のニックネームで親しまれ、「最も仲がいいチームメートは、いつも一緒にいるサネッティ。でも、ガルガーノとグアリンとも気が非常に合う」と言うウルグアイ人は、ファンから寄せられた数多くの質問に答えながら自身について色々と語った。

まず、ポジションについてペレイラはこう述べた。「左サイドのポジションをすべてカバーできます。ポルトガルでは長い間サイドバックとしてプレーしましたが、僕は攻撃に向いた特徴を持っているので、より上がり目のポジションの方が本当はいいですけどね。もちろん、重要なのはチームのニーズや監督の要求に応じるようにすることですが」

番組中、ペレイラはでアンドレア・ストラマッチョーニ監督の記者会見での発言を聞かされ(『新しいチームに加入して、ペレイラのようにすぐにいい結果を出せる選手はあまり記憶にない。左サイドの上がり目/下がり目のポジションをこなせるレフティーとして、アルバロは市場で最も適切なチョイスだった。私は彼に満足しているし、やり直せたとしても彼を獲得するだろう。とは言え、時間を与えてやる ようにしたい』)、こうコメントした。「時間を与えられると、焦らずにできますからね。クラブ全体に支持されていると感じていますし、これは大事なことだと思います。プレッシャーを感じているかって?プレッシャーというのはあまり好きな言葉ではないです。プレッシャーを感じるのは、家族をなんとか養うために必死に働く人たちが感じるものです。責任、というのは感じていますよ。僕らはファンを喜ばせるためと、勝つために働くのです」

妻帯者で2人の子供(6歳のルシオ君、4歳のマッテオ君)がいるペレイラは、インテルにたどり着けた喜びをこう語った。「入団会見でも言いましたが、ウルグアイ人にとってインテルでプレーすることは少年時代からの夢なのです。ルベン・ソサやアルバロ・レコーバに憧れて育った僕らにとって、インテルはやっぱりインテルです。僕にとって、毎日“ピネティーナ”(インテル練習場)に通うのは夢みたいなことなのです」

ペレイラの初めてのヨーロッパのチームはルーマニアのクルージュだったが、2008−09シーズン当時の監督、イタリア人のマウリツィオ・トロンベッタが番組に電話出演し、アルバロについてこう語った。「彼は、努力の重要性を理解したことが称賛に値すると思います。クルージュでは4バックでのサイドバックがポジションでしたが、彼は攻撃面で大きな素質を持っている分、最初のころは守備面の向上に集中する必要がありました。アルバロは気さくでやる気満々の選手で、新しいことを学ぶことに対して謙虚な姿勢を見せていました。これは、すでにハイレベルなリーグでの経験を持つ選手の場合、決して簡単なことではないのです」。一方、ペレイラは当時を振り返って、「僕とトロンベッタ監督はちょうど同じ時期にルーマニアに行ったのです。彼からは練習の度に、もっと戦術に集中しないといけないと指摘されていましたが、僕は『好きじゃない』と言っていたことを覚えていますね」と笑いながら語った。

ペレイラはこれまでのキャリアの経緯、そして数々のタイトルにについて、こう述べた。 「ヨーロッパの最初のクラブ、クルージュではルーマニア杯での優勝を果たしました。そのあとにポルトへ移籍して、3年の間で8タイトルを手にしました。最強のチームでしたね。あそこは名門です。ウルグアイ代表では、直近のワールドカップで4位になりましたし、コパアメリカも制覇しています。17年ぶりのコパアメリカ優勝だったので、どれだけ嬉しいことだったかは皆さんの想像に任せますよ... 」

ポルトガルとイタリアのサッカーの違いについて聞かれたアルバロは、次のように答えた。「同じサッカーであることは間違いないですが、戦術面に違いがあります。ポルトガルではもっと自由にできますね。向こうのリーグは4、5チームが強いという感じですが、イタリアはその辺も違います。こっちではすべての対戦相手がほぼ同じように手強くて、すべの試合が難しいです」

「インテルはスクデットを獲得できると信じているかって? もちろんですよ。僕らそのためにがんばっているわけですから」と述べたペレイラは、最後に自身の将来についても語った。「監督をやりたいと思います。トップチームで指揮を執るに適しているかどうか分かりませんが、少年サッカーに携わりたいですね。いずれにせよ、全体的にサッカーとその主役たちをフォローすることが好きなのです。自分がプレーするしないに関わらず、ライバルチームを研究するのが好きですし、対戦相手ではないチームも研究するくらいなのです」

広報部


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