“PRIMA SERATA”、ピエロ・アウシリオ:若手選手について

SDがインテルチャンネルのゴールデンタイム番組に出演(21:00オンエア)

[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組“Prima Serata”(オンエア21:00)の今週のゲストは、スポーツディレクターのピエロ・アウシリオ。インテルSDはまず、1995年生まれでプロクラブのテストを受けるのが夢というスイスのインテリスタからの質問に答えた。「95年生まれでしたら、現時点でテストを受けてプロ選手になるというのは難しいでしょうね。大抵、14歳か15歳になるまでに所属クラブでの成長プランがすでに立てられていることが必要です。その土台を元に、イタリアや外国のクラブのスカウトの眼に入るようにするわけですから」

選手を評価するときに決め手となる要素は何かと聞かれたアウシリオは、こう語った。「特定のパラメーターというものは存在しません。もちろん、選手の年齢にもよりますね。年少の選手の場合は、全体的に素質と将来性を見るようにします。もう少し大きくなってくると、フィジカルやメンタルでの強さとか、ピッチ内外での態度などの細かい要素を見るようになります。私は昔ながらのやり方が好きでして、獲得する可能性のある選手を何回も何回もチェックするのは嫌いなのです。これは我が師匠、カシラーギ(下部組織スカウティング部長)の哲学ですが、彼は選手を見るのはせいぜい2、3回にしておくべきだと言うのです。でないと、最初に好印象を受けた部分を忘れてしまって、悪い部分ばかりに集中してしまう恐れがあるからなのです」

広報部


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