[ミラノ] 「象徴的で素晴らしい試合でした。昨日の展開には満足です」。“ユヴェントス・スタジアム”での勝利から一夜明け、マッシモ・モラッティ会長は“Telelombardia”局と国営放送“RAI”の取材に応じてこうコメントした。「チームとストラマッチョーニ監督がこなしているハードワークの成果ですね。選手たちは自信を持って、団結していい結果を出しています。私の印象では、インテルとユーヴェのこれまでで最も素晴らしい対戦でしたね」
昨夜の試合でのレフェリングについて感想を聞かれた会長は、次のように答えた。「ミスは発生するものだし、ユーヴェを責めているわけではないですよ。しかし、ここのところレフェリーの誤審が相次いでいます。ミスはあっても仕方ないですが、もっと注意が必要ですね。このレベルの誤審は犯してはいけないものですから。オフサイドでのゴールの場面の判定ミスは重大なものでした。(リヒトシュタイナーに対して)レッドカードが出されなかった件に関しては、あれは意図的なミスでしたね。普通に裁いていれば文句なしで一発退場だったことでしょう。タリアヴェント主審ですか?個人的に彼を憎んでいるわけではないですよ。ただ、こういった試合を裁く者は優秀でなくてはいけません。昨日は、特に2つ目のミスは言い訳のきかないものでした」
昨日の試合前にユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGMが『ストラマッチョーニは楽天家だ』と発言し、それに対して指揮官が試合後に『不快に感じた』と述べた件についてコメントを求められたモラッティは、こう語った。「マロッタは気さくな人ですが、あの『楽天家』という言葉には悪い意味も含められていたと思いますね。試合後には(ストラマッチョーニが立腹したと聞いて)悪気はなかったことを強調していましたが……… 。何はともあれ、ストラマッチョーニは誰もが予想していた以上にいい結果を出しています。みんなが想像していた以上に強いチームができてきているわけですが、これはまだ完成していないプロジェクトだし、若いチームである分まだ経験を積むことが必要であるのを忘れてはいけません。トリデンテですか?3トップでユーヴェ戦に臨んだのは驚きではなかったですね。私はストラマッチョーニの仕事を信頼しているので、選手たちはやるべきことをしっかりと把握してピッチに上がるということが分かっていました。ゲームがいい展開になることを確信していましたよ」
広報部