セリエA、ユヴェントス対インテル:1−3

ネラッズーリはキックオフ直後に先制されるも、後半にミリート(2点)とパラシオが決めて逆手勝利を手にする

[トリノ] 満員の“ユヴェントス・スタジアム”でセリエA・2012ー13シーズン第11節のユヴェントス対インテル戦に臨んだネラッズーリは、3−1の逆転勝利を手にした。

キックオフから18秒経った時点でアサモアーのアシストからビダルが得点するが、アサモアーにパスが割った時点で明らかにオフサイドだったため、ゴールは取り消されるべき。インテルにとっては納得のいかない失点だった。一方、12分にはパラシオがゴールを決めるも、これはオフサイドと判定された。カッサーノのナイスシュート(惜しくもゴール枠をわずかに外れる)などでインテルは積極的にチャンスを作るが、前半はユヴェントスのリードで終了した。後半13分に、ミリートがユヴェントスエリア内でマルキージオにファウルを受け、タリアヴェント主審はPKと判定。“エル・プリンシペ”が確実に決めて、ゲームを振り出しに戻した。30分には、グアリンが右足で放った強烈なシュートをブッフォンがはじいたところを、ミリートが叩き込んでインテルが逆転。45分には、長友のアシストを受けたパラシオがダメ押しゴールを決め、ネラッズーリは1−3の勝利をモノにした。この結果、インテルは勝ち点を27点に伸ばし、今夜の試合で無敗記録が途切れたユヴェントスとの差を1ポイントにした。


ユヴェントス対インテル 1−3
得点者:
前半1分 ビダル、後半14分 ミリート(PK)、30分 ミリート、45分 パラシオ

ユヴェントス:1 ブッフォン;15 バルザーリ、19 ボヌッチ、3 キエッリーニ;26 リヒトシュタイナー(前半38分、4 カセレス/後半 33分、27 クアリアレッラ)、23 ビダル、21 ピルロ、8 マルキージオ、22 アサモアー;12 ジョヴィンコ、9 ヴチニッチ(後半1分、17 ベントナー)
控え選手:30 ストラーリ、2 ルシオ、6 ポグバ、11 デ・チェーリエ、20 パドイン、24 ジャッケリーニ、32 マトリ、33 イスラ、39 マローネ
監督:アントニオ・コンテ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;23 ラノッキア、25 サムエル、40 フアン・ジェズス;4 サネッティ、21 ガルガーノ、19 カンビアッソ、55 長友;8 パラシオ、99 カッサーノ(後半24分、14 グアリン);22 ミリート(後半35分、16 ムディンガイ)
控え選手:12 カステッラッツィ、27 ベレツ、6 シルベストレ、11 アルバレス、31 ペレイラ、33 エムバイェ、41 ダンカン、88 リヴァヤ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ

主審:パオロ・タリアヴェント(テルニ)
警告:前半30分 リヒトシュタイナー、33分 サムエル、後半3分 ピルロ、6分 キエッリーニ、17分 ボヌッチ、40分 サネッティ
ロスタイム:前半1分、後半3分

広報部


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